今週、会期終了間近な「空海と密教美術展」を上野の東京国立博物館に見に行きました。
平日の15時半で入場制限30分待ち。2時間待ちだったらどうしよう、と思っていたので良かった。9月25日までなので、3連休でどれだけ混雑するんだろう…。
展覧会のキャッチコピー国宝、重要文化財98.9%
、出品目録を確認したら、出品された99品中、1品のみ、指定がないだけでした。しかもその1品は空海の所持品だったと伝えられる純金の念珠。貴重なものばかりの展覧会です。
気になったものは、
両界曼荼羅図(血曼荼羅)(重文・金剛峯寺)
とっても大きな曼荼羅。平清盛が自分の血を絵の具に混ぜたとか…。
金剛般若経開題残巻(空海筆)(国宝・京都国立博物館)
弘法大師の美しい草書体が拝めます。この品に限ったことではないですが、千年以上前に生きた人の自筆の書が保存されているなんてすごい。
聖僧坐像(重文・東寺)
派手さはないものなんですが、惹かれました。表情、佇まい、すごくいいんです。
帝釈天騎象像(国宝・東寺)
美しい仏像。ポストカード買ってしまった…。近くで知らない人が、「(置いてある仏像の中で)一番イケメンだ。」って話してました
増長天立像(国宝・東寺)
ポージングがかっこいい。立像なんですが、顔は横を向いている大胆な構図。ポストカード買いたかったけど、横顔の全体像を撮ったものではなかったので購入せず。
お寺で本物を見たことがあるものもありましたが、展覧会で展示されると、切り口が違って良いものです。
行って良かったです。京都で神社仏閣巡りしたくなりました