この30年、国がお金を使わないために、日本の国益は侵害され、
日本国民は搾取されています。それらを具体的に見ていきましょう。
貧困化の象徴~実質賃金が下がっている
まず第1に日本国民の貧困化です。日本の国民の実質賃金は1997 年を
ピークに、2021年までに 15%も下がっています。
こんな国は、戦争や内乱でも起きていない限りありません。
世界各国の同じ期間の実質賃金は少なくとも1.5 倍にはなっています。
減っている国など1つもありません。普通に経済成長している国は
2倍~3倍です。日本だけが下がっているのです。全く情けないですね。
しかし、日本だって実質賃金を2倍にすることはできます。
どうすればいいのでしょうか?
経済成長すればいいのです。GDPが増えること、これが経済成長です。
GDPが増えれば国民の所得が増えます。(※GDP三面等価の原則)
ですが、「国の借金で破綻する」の「大嘘」による「緊縮財政」によって
デフレ経済に突入したまま抜け出せません。日本経済は、いまだに
経済成長していないのです。なぜなら、意図的に成長を阻む輩がいるのです
その結果、国民がひたすら貧困化していきました。
これはすべて1997年以降の日本政府の、政治の責任です。
(※)GDP:国内総生産とは? 〈用語解説〉
一定期間内に国内で産み出された物やサービスの付加価値の合計のことで、
以下の方程式で計算されます。
GDP = C + I + G + X - IM
「家計」による支出は消費支出と呼ばれ「C」で表される。
「企業」による支出は投資支出と呼ばれ「I」で表される。
「政府」による支出は「G」で表される。
「輸出額」は「X」、「輸入額」は「IM」で表される。
GDP三面等価の原則(さんめんとうかのげんそく)
生産、所得、支出の三面いずれからみても国内総生産(GDP)は同値になる。
マクロ経済学上の原則である。(以上Wikipediaより)
(次回に続く)