「智裕」
いつも俺の部活が終わるまで教室で待っている智裕を迎えに教室に行く
それが俺の日課だ
先に帰ればいいものの智裕は待ってる時間が楽しいとか言っていつも俺を待っている
アイツに気付かれないよう無愛想に返事をするが本当はすげぇ嬉しい
はやる気持ちを抑え教室を覗くと
机に顔を伏せたアイツがいた
癒しの存在
「智裕、寝てるのか?」
いくら温かくなったからと言ってもまだ春だ
こんなところでうたた寝してたら風邪ひくじゃねぇか
「おい、帰るぞ?」
とりあえず校門が閉まる前にコイツを起こしてやらねぇと
そう思い肩を軽く揺するとゆっくりと智裕が俺の方へと顔を向けた
『・・・宍戸さん?』
「お前、泣いてたのか?」
どうやら机に伏していたのは泣いていたせいのようだ
にしてもこんなに目腫らして何があったんだ?
「どうしたんだ」
『何でも・・・、ないです』
今にも消えそうな声で智裕はうつむきながら言葉を発した
「何でもなかったらそんな顔するわけねぇだろ
その、俺でよけりゃあ話聞いてやるぜ?」
普段からわがままや甘えを見せない智裕のことだ
きっと一人で抱え込んで無理矢理解決しようとしてるに決まってる
「良いアドバイスはできねぇけど
人に話すとすっきりすることもあるぞ」
俺の言葉に少し反応したのか智裕は顔を上げ目が合うと決心したのかポツリと話始めた
『今日、友達と喧嘩しちゃって・・・
それですぐ私から謝ったんですが通じなかったみたいで』
「いつも一緒にいるアイツか?」
『はい。
どうしよう、せっかく仲良くなれたのに』
そう言うと智裕はまた目に涙を浮かべゆっくりと瞼を閉じた
不謹慎なのはわかってるが俺にはその光景がすげぇ綺麗に見えて気付いた時には智裕を抱きしめていた
『・・・宍戸、さん?』
「智裕、偉かったな」
『え?』
「ちゃんと自分から謝ったんだろ?」
『でも相手にしてくれなくて』
「向こうは大人な智裕に負けたくなくて無視したんじゃねぇのか?」
『私、全然大人じゃないよ』
「そんなことねぇよ
いつも俺の事を文句一つ言わずに待ってくれてる
それに相手の気持ちも考えて自分から謝った
すげぇよ、俺にはマネできない」
『そう、ですか?』
「あぁ、きっと明日になったら向こうも謝ってきてくれるだろ
智裕の気持ちは伝わってるはずだ」
『・・・、そうかな
とりあえず明日また謝ってみます』
そう言って智裕は安心したような表情を浮かべた
俺は智裕の頭を撫でてやる
普段はこんな恥ずかしいことはやらねぇが
初めて俺を頼ってくれてる智裕がすげぇ愛しい
「またダメだったら俺に相談しに来い
その時もこうやって俺が慰めてやるよ」
『はい』
返事をした智裕の表情は満面の笑みに変わっていた
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ブログでちーちゃんがちょっと落ち込んでるようだったので
頑張って書いてみました
初・宍戸さん(またの名を似非宍戸(笑)
どうだった?
私からの普段の愛・感謝の気持ちをたくさん詰め込んだので(愛はいらない
ぜひ貰ってやって下さいな
ちーちゃんFIGHT!!