●りょうか(小学6年)
りょうかは兄と一緒に1年生でTSMに入会してきました。
引っ越してきたばかりだったこともあり、恥ずかしがり屋で、おとなしい性格だったことを覚えています。
自信がないような姿が多くみられました。
4年生から陸上クラブに入り、大会や記録会にも数多く参加しています。
走ることが好きで、いろんな種目に挑戦しています。
はじめは苦手なハードルでしたが、今はチームで一番のタイムを出すようになりました。
地道に基本のドリルを継続し、レベルアップしてきた結果ですね。
継続は力なり!
継続するためには、モチベーションを保つことが大事です。
りょうかは、合宿では下の学年の子たちの面倒をよくみてくれます。
講習や陸上クラブを通してメンタルトレーニングしてきたのだと感じます。
自分自身を表現できることを見つけたのでしょう。
目的である人間力向上に繋がり、結果的に陸上競技の目標を達成できているのですね。
最終学年がコロナウィルスなどで競技会中止になっています。
こんな状況ですが、目標をしっかり定め頑張っていきましょう。
●ここな(6年)
ここなは、3年生の冬に入会し、他の3年生と比べても群を抜いて背が高く、みんなが見上げるほどでした。
時には自転車で会場に通いながら今も頑張っています。
入会当初はスポーツ経験が少なかったこともあって、全力を出す感覚がわからない様子で、運動へ自信の無さからか、
消極的な部分も見られていました。
それでも練習を続けていくうち、次第に競う感覚が芽生えてきて、動きにスピード感が見られるようになり、
力強さも加わってきました。
これまでも陸上競技会へ参加してきましたが、みんなが出るから出てみようかなといった印象で、
記録的にも上位大会へコマを進めることはかなわないレベルでした。
それでも回を重ねるにつれ、また、まわりの同級生の行動にも刺激を受けたようで、競技に向けての意欲が高まり、
昨年末から本格的に陸上の練習に取り組んできました。
今の走力は女子メンバーの中で上位を争うほどです。
今シーズンはご承知の通りの情勢で、練習の成果を披露する機会がまだ訪れてはいません。
それでも、自主練習を含め、これまでコツコツと頑張ってきたことは確実に力になっているはずです。
今はまだ我慢の時ですが、自分を信じて頑張ってほしいと思います。