「谷根千」のひとつで、
下町の筆頭ともいえる 台東区 谷中。
谷中といえば、「夕やけだんだん」で
ご存じの方も多いでしょう。
今回は、そんなザ・下町をお散歩します。
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日暮里(にっぽり)駅の改札を出ると、
そこからのびるはゆるやかな坂道。
あたり一面 下町のかおりでいっぱい…
そう、「谷根千」がすぐにお出迎えしてくれたのです。
そんなさっそくのお出迎えに
心を躍らせながら、てくてく歩いていくと…
これぞ「夕やけだんだん」!
ここからが谷中銀座のはじまりであるとともに、
下町らしさが満開となる合図でもあります。
いよいよ 谷中ぎんざ と書かれたゲートをくぐると、
地元の人から観光客まで
たくさんの人で大賑わいしていました。
しかし大賑わいといっても、
騒々しいというわけではありません。
むしろそこにあるのは
穏やかな、ゆる~りとした空気と「温度」です。
きっとだれもが心地よさをおぼえるような…
そんな雰囲気に浸っていると、
突然私の足にブレーキがかかりました。
そこは「ちょんまげいも たまる」。
小さな小さな店内へと進むと、
はきはきとしたおかみさんが
笑顔で迎えてくれました。
店内はカフェのようになっています。
訪れたとき、両隣には地元の方がいらっしゃいました。
おかみさんはその方々と谷中の話で大盛りあがり。
ほぉー、さすが下町だなぁ と感心していると…
「ちょっと行ってくるから待ってて~」
と言い残し、いそいそと
出ていってしまいました。
えっ!? ちょっとちょっと!
店番ほっといて平気なのかな…
ちょっぴり心配になると、
それを察してくださったのか、隣の方が
「隣のパン屋さんに少しの間行ってくるだけだから
ちょっとだけ待っててね~」
と、ありがた~い粋な一言。
理由を尋ねたところ、
出前のために出かけたんだそうです。
確かに、ここのメニューにはパンも…
地域のかかわり、いやそれ以上の
「絆」がガッシリとしている証ですね。
しばらくしておかみさんが帰ってくると、
すぐさま品を出してくれました。
(左:アイスカフェオレ[400円]
右:ちょんまげいも-白ごま[200円] ※黒ごまもあります)
ほどよく甘く、繊維を感じられるさつまいも。
それをたっぷりのごまが包みこみます。
心からおいしいと感じられました。
ふたたび谷中銀座に戻り散策すると、
精肉、惣菜、そば、甘味処などなど…
とにかく種類が豊富で、
あれもこれもと目移りするのは必至!
私は食べ物屋さんの前を通るたびに
何度も何度も立ち止まってしまいました…
…それほどに強力なパワーを放つお店とは?
いったいどんな個性が
待ちかまえていたのでしょうか…
後編につづく!


