ひなまつりの翌日って
昔から残ったちらし寿司の具で
またお弁当になる
それがわたしは好きで
今年も詰めてもらった
食べながら毎年思い出すこと
学生時代友人が
シングルマザーのお母さんは
夜遅いお仕事をしていて
お料理が苦手
と話してくれ
毎日毎日コンビニ弁当
だから飽きるんだ
変えるとしてもコンビニのメーカーを
変えるくらいだって
いつも悲しそうに言っていて…
それがずっと気になって
母に話してみたことがある
すると
お料理が得意で放っておけない母は
「そんなのすぐ作ってあげられるよ!
一個も二個も変わらないもの」
だけど…と重たい口を開き
「何をきっかけにするかだよね…」
と。
「こっちは作ってあげたいし
すぐ作ってあげられるけど
お母さんが居るわけだから
勝手に踏み込んでもよくないし
やり過ぎてもよくない。
かえってご迷惑になることもある
何かイベントの日とかだね
クリスマス付近とかを口実に…」
で選ばれたのがひなまつり!
とにかく慎重になれということだった
「女の子の日だし
料理好きなママが作り過ぎちゃったから
とかなんとか適当なこと言ったら?」
と。
だねだね!
わたしは激しく賛成。
「ねぇねぇ
うちのママさ、作るの好きな人で
ひなまつり多分作り過ぎると思うんだよね
もしよかったらあした持ってきてもいい?」
と言ってみた。
そしたらとても喜んでくれて…
「食べたい…」
そう言ってくれたので
さっそく帰宅して即母に伝え
詰めて貰い翌日持って行った
周りの子達にバレないよう
タイミングを伺い渡した。
いざお昼
お弁当を食べるグループは別だったけど
(学生あるあるw)
お弁当箱を見てすかず
「〇〇、めずらしいねー弁当!」
と言ってる子がいた
(そんなのわざわざ聞かないで
見て見ぬ振りしてやれよと思ったけど)
すると
「あ…うん
popoのママが作ってくれたの」
と照れくさそうに言っているのを見て
わたしはとてもうれしくなった。
と同時に毎回はちがうなとも感じたのだ。
完食してくれた弁当箱と
その話を母に持ち帰り
確か様子をみて次回以降は
やめましょうとなったんだったかな?
いまならこのときの母の
『慎重になれ』という意味が含まれた
言葉の意味がとてもよくわかる。
つづく