最近、
気づいたら口から出てる
この時ばぁばが言ってくれた言葉。

丁度2年が経った。


この半年後位に祖母は亡くなった。


死期が近づくにつれ
精力が少しずつ少しずつ
削られていくのかなと思うんだけどね、


増してや
ばぁばはこの時98歳、
高齢なだけに余計に消耗していたと
思うんだけど、そういうときにこそ


自分について
どこが痛いとか辛いとか
私達に言っても良いのにね、


それでも私にこういう言葉をかけてくれた
それって物凄く尊いことだったんだって
改めて思うの。


コロナ禍で2年間直接の面会叶わず
病院にお迎えに行ったときもまだ顔は見られず
自宅に連れて帰ってきて漸く触れられた
久し振りの祖母の顔体。


こんっなに細くなっていたのかと
震えるほどだった。


「こんなに細くなっても
ばぁばあのときあんなに温かな言葉
かけてくれたんだね。。本当に本当にありがとう」


何度も何度も
この時のことを亡骸に伝えた。


ずっと、ずっと、大切に