毎年この時期になると
思い出すことがある。
数年前、
遠距離の彼に会いに行く日を
互いに調整していたところ
「うーん、なんかこの日じゃないと思うの」
「なんだろう…ちょっとまだ待ってね🥺」
なんて具合に
帰る日をなかなか決められず
渋っていたわたし。
物事の決断に迷いの無い彼は
「また〜popoちゃん。
GWだからそうやってる内にどんどんどんどん高くなるよ?」
「それは分かってるんだけど…
なんか変なんだよね。。ごめん待ってー💦」
結局、
なんかよく分からない胸騒ぎがあれして
ギリギリまで決められず
ええい!この日にしよう!
半ば強行突破で決めた復路。
普通だったら1日でも長く一緒に居たいと
思うはずだけど特に何も用事も無かったのに
結局決めた日は1日早い日に。
帰ってきたその翌日、
杖をつき始めていた父が
「popo居るならコーヒー飲みにいきたいっ!」
と聞かず、
そしたら行こうかと
その日家に居た母を珍しく誘って
(父と私だけ大のコーヒー好き)
近所に新しく出来た喫茶店に行くことに。
だけどたまたまこの日
休業していたようで
飲むのやめると言うかと思ったら
もっと歩かないといけない距離の
別のお店を指定した父。
『そこまで行きたいのなら』
父の氣持ちを尊重し車に気をつけながら
あくまでも杖つく父のペースで
母と寄り添い歩いていた最中の
ほんの一瞬目を離した瞬間、
ドッカーン⚡
酷い音に驚いて目をやると
父が派手に転んで倒れている。
結論から言うとこの時
父はバランスを崩し大腿骨を骨折、
二人がかりでも大柄な父を起こせなくて
困っていたところ、
車で通り掛ってくれた
真摯なオジサマが乗せてくださり
家まで送り届けてくれた。
ちょっと長くなるのでつづく