言葉についての話つながりで

愛する亡き祖母の
最期二年間は病院だった。

その病院に入院する際、
コロナ禍で立入禁止につき
直接病院へとのことで
施設の職員さんが送り届けてくださった。

祖母はすぐに検査室に行ってしまい
付き添ってあげたいけれど入室不可、
ただ待つしか出来ない、
なんだよコロナーーー!
心配と不安とでそわそわイライラ、、、
短期間で入退院を繰り返している
その状況と高齢と言う点からみても、
もう施設には戻れないと、
そういうことだった。

確かにこちらの心情としては
ただただ、
残念な気持ちだったかもしれない。

だけど
納得いかないことが。

私は奥の待合室の椅子に父と座って
いたので分からなかったけど、
後から慌てて駆け付けた姉が
物凄く嫌な顔をして私達のところに
向かって来るのが分かった。


「どしたのびっくり!!?」

「いや今さ、、入り口のところで
○○さんに声かけられたんだけどさ、、、
この度は残念でした、、、
って急に俯いて言われたの。。」

って、、

姉が言う○○さんとは
冒頭で触れた
職員さんの内の一人だったんだけど、

それはまるで(縁起でもないが)
祖母が亡くなったかのような
そんな言い方だったと。
とても気分が悪くなった、
何も慌てて病院着いて
まず開口一番それ言う?そう思ったと。

それを聞いていた母は、
施設にはもう今後一切戻れないイコール
この度は残念でしたって意味なんじゃないの?

とフォローしてたけど、
私も姉と同じ心情だった。。
いや、分かるよ。そうだと思う。
その残念でしただったと思うよ。

だけどさ、
この数多ある言葉の中から
何故敢えてそのワードを
チョイスしたのかなぁって。。

「一日も早いご回復をお祈り申し上げます」

とか

「またご縁があればいつかね☺️」

とか

色々あると思うの。
社交辞令にしても色々あると思う。

ただでさえ不安で、
ましてやこのコロナ禍じゃ何も出来ない。
祖母と久し振りに会えて心底嬉しいけど
病気だし、病院だし、
そこに居ても付き添ってあげられないし
もうどうしたら良いのよー🥺🥺🥺
と感情が複雑なわけで、、、

不安が募るばかりなのだから
わざわざ煽るような言葉をかけなくても
良いのになと思うばかりでした。

ほんと、うまいこと言えないのなら
いっそ、無言のまま会釈のみで
終わって欲しいとさえ思いました。


言葉を大切に、
寄り添いの言葉を🦩💞