「かあさん?
 なんであの人最近よくうちに来るの?」


「馬鹿だねぇ
 おまえに会いに来てるんだろう」



お母さんにそう言われ
急に恥ずかしくなって
祖父を意識したという若かりし祖母。



祖母の実家と
当時祖父が勤めていた会社は目と鼻の先でした。



仕事での繋がりはあったが
何かと用を作っては
祖母に会いに来ていたという祖父。


それにいち早く気がついた曾祖母。
(さすが母親)


純粋無垢な祖母はその理由が分からなく
曾祖母に真面目な顔して聞いたという。



そんな話も、
おばあちゃん嬉しそうに
何度も何度も私にしてくれた♡


大正の時代に恋愛結婚の祖父母。

素敵だな〜