祖母の退院が見合せになり
心も無の状態に…。



このコロナ禍じゃ
もうどうしようもない、出来ない。




駆けつけることも、
手を握ることも、
おばあちゃんどうした~?
痛かったねぇ、大丈夫?
大丈夫だよ 大丈夫大丈夫




そんな言葉を
かけることすら許されない。



『私に何ができるって言うのさ!』



やり場のない怒りのような
怒りではないような…




兎に角、自分の無力さを痛感。




歩いていてもどこ歩いているんだか
そんな気分だった、先日。




おばあちゃんの為に
おめかしした秋仕様のお洋服。




着替えないまま
近所の喫茶店に寄ると
いつものお姉さんがレジにて




「とても似合ってます」
「とても可愛いです」




突然、そんな素敵な言葉を
かけて下さった。




ただただ、とても嬉しかった。



「急にごめんなさい💦」



と言ってくれたので、



「いえいえ、嬉しいです!
ありがとうございます。
一度通りすがったけど
やっぱり入って良かった~~」



そう伝えた。




やっぱり、人に誉められたり
素敵な言葉をかけて貰えると
たったそれだけで心が晴れる。




おばあちゃんは家族に誰一人として
会えない中頑張ってくれてるんだから!



と、反省したのでした。