「あらごめんなさいねぇ~今お客さん
見えてるの。はい~ごめんください」



そう言って自宅にかかってきた
電話を切る祖母。



しかしふと周りを見渡すも
勿論祖母宅には私しか居ない。



「おばあちゃん、いいの?」


幼いながらにも瞬時に空気を読める
特殊能力(笑)を持った私は



そう尋ねましたが、祖母は
何も気にした様子はなく


「いいの、いいの。さっ遊びましょ」


そう一言放って、
私との遊びの続きを再開しました。



私の愛する祖母は
くだらないこと・人に時間を使うこと程
無駄な物は無いと分かっている人です。



今何を優先すべきか
自分にとって大切なことがなんなのか
それを良く分かっていて芯の強い人


と、小さいながらにも
私は理解していました。



その代わり、ここは  この人は
祖父の仕事関係の方だから大切に
とか、そう言うことは勿論していた。



まさに"内助の功"



だけど、例え人付き合いが悪いと
思われようが、人様は人様、家族は家族


と、 はっきり分けるところは
分けていたんだと思う。



前述の方からは後に
「お客さんお客さんって…誰きてんのさ!」


と言われたこともあったそうな😂



でも、今なら私もよく分かる。



「そう言うこと言ってくる人って
分かってるから時間を裂かないんだよ」


ってね😂


私はそれ以来、
popoはおばあちゃんの大切なお客さん
って思ってたなぁ。



懐かしい。