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おばあちゃんのところへ
おばあちゃん、入浴中で少し待ちました。
帰ってきた!
「あ!おばあちゃんー!」
文字通りのきょとん顔(・_・)
「誰だかさっぱり分からない…」
私のこと、姉のこと、父のこと、
交互に見てきょとん顔。
右ひじ左ひじは交互に見ていませんでした。
(冗談いらない?笑)
この時、スタッフの方から
「今日お昼から、帰る歩いて帰るって
ずっと言ってたんです。多分年末年始で
ご家族の出入りが激しかったからかも」
と聞いてはいたけれど…
誰だか分からないと不思議そうに
言っていたはずが
「寂しかったぁ」とポツリ。
「おばあちゃん、寂しかったの?」
「うん、寂しかったぁ。」
「どうして離れて暮らしてるのかなと思って」
って………………
祖母がその言葉を発した瞬間、
私の涙腺は崩壊しました。
ごめんね、おばあちゃん。。
一緒に過ごしたかったよね。。
そりゃそうだ…
ずっと年末年始は実家に呼んで
お泊まりしてたんだよ。
去年は祖母が大病を患い
それ以来認知症が酷く進んでしまった為
今回は外泊しなかったんです。
行きたいところ
見たいもの
食べたいもの
したいことは挙げたらきりがないよね。。
そしてこの日、帰り際も
ずーっと出入口付近を見ては
「あそこから出ればいいんだよね」
と、何やら計画しているようだ…笑
「おばあちゃん、もう少し暖かくなったら
一緒にお出かけして喫茶店でお茶しようね!」
「今日ね、とても暖かくて気持ちの良い
毛布持ってきたの。さっき寝床作ったから
夜ここで眠るの楽しみにしててね!」
「
!うん、わかった またね」
そう、言ってくれバイバイしました。
この促し方、かける言葉が正しいのかは
わかりません、、
だけど、今自分に出来ること、
一生懸命にやろうと改めて思いました。
認知症って本当に不思議で。
誰だか分からないと言っていたはずが
心からこぼれ落ちる本音は
現実とぴったりなんだもの。。
おばあちゃんを通して
勉強させて貰っているんだと痛感した。