自分はどうやっても笑われる側で、誰からも嫌がられる側だった。
心を開いていた。
信じていいと思っていた。
周りが言った言葉を覚えている。
自分を見る目つきを覚えている。
打ち解けた気でいた。
もう大丈夫だと、治ったんだと思っていた。
やっぱり無理だった。
無理をしていたと気づいた。
誤魔化して、自分を騙して、結局何も変わってなかった。自分も、周りも。
何かが切れた。
冷水を浴びたように冷めた。
頭が冴えた。
やっぱり無理だった。
私は人が怖い。
誰にも会いたくない。
気づいたらやらないといけないことも放り出して脇目も降らずに帰って、布団にくるまっていた。
自分に言い聞かせる前向きな言葉も、潔さも、空元気も、もう自分を騙すために使って知らないうちに傷を増やすなら、使いたくない。
人のために神経を磨耗した。
ずっと夜が続けばいいのに。