すばらしいですね!
他の地域でもぜひともこういった取り組みをしていただきたいものです。


振り込め詐欺で 足利署と金融機関タッグ 8月以降に5件阻止
(10月11日 下野新聞)

【足利】市内で高校卒業名簿を悪用した振り込め詐欺の電話が後を絶たない中、金融機関が足利署と連携し、詐欺被害を未然に防ぐケースが相次いでいる。同署によると、8月以降で既に5件。

独自のチェック表を作成したり、窓口職員への指導を徹底するなど、各金融機関の独自の取り組みも「水際阻止」につながっている。

卒業名簿悪用の詐欺被害は6月から相次ぎ計6件。「不審電話があった」とする同署への相談は108件に上り、内訳は足利工業高卒業生の親を狙ったとみられるものが54件、足利南高27件、足利高27件だった。

7月、同署は金融機関と緊急対策会議を開き、連携強化を確認。今月3日は足利小山信用金庫本店営業部で650万円を引き出そうとした男性(86)を、翌4日は東和銀行足利支店で1300万円の預金払い戻しをしようとした男性(82)と妻(79)を阻止した。いずれも不審に思った時点で、同署の専用電話に連絡、連携を取っていた。10日は両金融機関に感謝状が贈られた。

金融機関では独自の対策も。足利銀行では行員にチェック表を配布し「交際相手を妊娠させた」「のどが変(で声が変わった)」など計15項目を電話口で言われていないかを確認するよう指示している。