あまりネガティブな話ばっかりしたくないけど、

触れずにはいられない問題。


2009年11月の広告の売上高が発表されました。


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新聞 1726億8200万円 (同80.5%)
雑誌 117億3400万円 (同69.8%)
テレビ 1227億7700万円 (同91.7%)
ラジオ 49億6300万円 (同80.0%)

屋外広告 45億7400万円 (同91.8%)
交通広告 135億8100万円 (同83.3%)
折込み・ダイレクトメール 450億4700万円 (87.9%)
海外広告 10億5700万円 (同37.1%)
SP・PR・催事企画 659億2700万円 (同91.9%)
インターネット広告 135億1700万円 (同103.9%)
その他 709億3800万円 (同84.5%)


※経済産業省発表

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これは、、、軒並み二桁落ち。

雑誌なんてもう30%落ち。

わずかに、ネット広告は伸びている、というところでしょうか。


まあ、今は不景気だから出稿量が落ちるのは仕方ない。

どこもギリギリでやってるんだし。


問題は、景気が上向けば、

広告費(特にマス媒体へ)の出稿量が増えるのか、

だと思う。


おそらく、の推論だけど、そんなことはない。


不景気のおかげでクライアント側も費用対効果を

これまで以上に追求するようになった。

そこでクライアントは賢くなったのではないか、と。

マス広告が売りにそれほど直結しないことに

気づいてきたのではないか、と。


(事実、出稿やめたけど売上変わらないわ、という話も聞きました)


顧客の刈り取りなのか、商品のブランディングなのか、

その役割にもよると思うが、

マス広告から離れた客はなかなか戻ってこない。


じゃあ、みんなどこにお金を出してくれるんだろうか。


自分は広告側の人間ではないけど、

結局常に新しい手法、タッチポイントを

見つけていかなきゃいかんなぁ。