亡くなった祖父祖母にお参りご挨拶をしに
一人でいきました。
祖母は50代前半くらい
私が2-3歳の時
若くして脳梗塞で亡くなっていて
昔から病弱だったそう。
祖父は3年前に他界。
手術に挑む報告と
おじいちゃんおばあちゃんに
会いたい気持ちは山々なんだけど
まだまだ生きてやらなきゃいけない事が
たくさんあるんだ。
だから連れて行かないでね。
大袈裟かもしれませんが
そう心の中でお祈りしました。
退院前日に
おばあちゃんのお姉さんが
旅立ったとの連絡が入りました。
前夜まで普通に食事をとって眠り
旅立ったそうです。
私はその知らせを聞き、
おばあちゃんは
私ではなくお姉さんを天へ招いたんだな
と思ってしまいました。
旅立ったのは
父方の祖母の姉になりますが
今も元気な(体は不自由ですが)
母方の祖母に退院の連絡をしました。
色んな話をしましたが、
祖母は数年前に家の中で転び怪我をして
自力で歩くのが難しくなっています。
そんな祖母に言われたのは
「生きるっていうのは大変なことだよ」
「今の医学に感謝しなさい。
自分の心には厳しくても、体にはわがままに」
身に染みました。
約2年前に
ある日突然腹痛と下血が始まり
治らない病気だと言われました。
内科治療をしていても
体調が改善しないことの方が多く
なぜ難病指定されているのか
よくよくわかりました。
私を支え助けてくださった
今かかっている大学病院の医師が
IBDの患者に向けてこう仰っています。
「この病気は、限られてはいるけど治療法や薬はとても大切。でもそれよりもどんな医師に出会えるかがそれ以上に大切」
頭が痛いから鎮痛剤
鼻水が出るから風邪薬
肌が荒れたから炎症抑える塗り薬
そういう風に
この治療をしたから効果がでる
そう限らないのがこの
潰瘍性大腸炎 UCという病気です。
どんな医師に出会えるか
本当に大切だと思います。
私自身も最初にかかった
開業医の病院で辛い思いをしました。
(UCになるまでという記事に
詳細がかいてあります
)

寿命がある中で
いかに生活のクオリティが
高く快適に過ごせるか
どう生きたいのか
そこには病気と付き合うと共に
支えてもらえる強い強い
パートナー・信頼できる医師に
出会えることこそ
とても大切だと思っています。
生きてること
改めて感謝します。
さいごに病院内喫茶店の抹茶オレ
