北田直俊監督

平山ガンマンさん出演の

ドキュメンタリー映画です。


福島原発から数年後、

動物たちは飼い主の愛情から、

鎖に繋がれたまま生きる。


その苦しみを、

見て見ぬふりができず、

見回る平山さん。

後に、

飯館村に動物の保護施設、

福光の家を作る。

そして

山口県にシェルターを作り、

昨年、

そこで、ひっそりとお亡くなりに

なりました。


知る人ぞ知る、

平山ガンマンさん。


平山さんの言葉は刺さる。

自分だったら?

家族だったら?


その場所にいさせる、

飼い主たちの愛情は?


鎖に繋がれ、

真っ暗な暗闇で孤独に、

野生動物たちに怯え、

水も餌も不足して生きる。


人間も動物も同じなのにね。


安楽死の方がずっと楽だと言う、

言葉の重み。


胸にずっしりと響く映画でした。

観て良かったです。


私はこの方の名前を初めて

知りました。


何かをする時に、

非難を浴びる。

特にネットの世界が

一番のようにさえなっている今、

誹謗中傷もあったとの事。

人間は本当に恐ろしい。

何事も、

捉え方はいくつもある。

良き事も、

考え方によって、

悪しき事にされる。


人が集まれば、

考え方もそれぞれ違う。


この映画を見たり、

平山さんの姿を観て、

私は素直に、

尊敬する方と頷く。


ご冥福をお祈り致します。

後世に残る素晴らしい映画を

ありがとうございました。


図書館レンタルです。