NHKテレビドラマを久々に

観て、大笑いをしながら、

しんみりしたドラマで、

前から好きだった松坂慶子さん

の女優魂に圧倒され、

ますますファンになった。

そして本を購入。


私よりも年上の世代のお話なの

ですが、老後問題は胸にささり

ます。


なぜ生きるか?ではなくて、

生きる事に答えを与えよと、

解いた、アウシュビッツを書いた

夜と霧の作者の言葉を思い出す。

何の為に生きるのか?

ではなくて生きる為に存在を

する。そして応える。

書いている私も何ぞやと思いなが

ら、なるほどと思う深い言葉。

目の前で不条理に手を加えなく

ても、殺められて死に行く仲間を

見続けてきたのだから。


生きる事、

生ききる事、

どういう風に生きるか、

老後も続く。


桐子さんのラストは、

本とドラマは微妙に違う。

やはり、小説の方が自然。

応援したくなる人だった。


ドラマあっての本も、

良いものだ。

成功した作品だった。