私の好きな映画評論もなさって
いるコラムニストの中野翠さん
お勧めの小津さんの映画について。
東京物語は言わずと知れた、
老夫婦が子供たちの住む東京観光に
来たのですが、忙しい娘、息子に
軽く扱われがっくりする中、
亡くなった息子のお嫁さんから
優しくされて、無事帰宅をし、、
(それからが内容として大きい)
というお話です。
子供たちには子供たちの世界が
ある。あたりまえですが、
普通はここまで酷くはないと
思うのですが、人によりけりで
しょうか。
私は小津さんの映画を観て
いつも思うのは日本語の美しさ
です。
です、ます調は、
本当に綺麗で優しい。
◯◯だ、◯◯よ、
そうだ、そうよ、
だ、よ、って韓国語から来たの
かな、、、?
韓国語で、
だ、よ、は丁寧語です。
美しい声で美しい言葉を使う、
美しく正しい日本語を使う、
もちろん、文字だけではなくて、
心のこもった美しい言葉を
使う人に憧れます。
時々私は家族に、
ですます調で話しています。
ご飯を食べますか?
お帰りなさいませ。
行ってらっしゃいませとかね。