~前回の続き~

スポーツ観戦に来ていた僕たち夫婦は、「せっかくだから選手の練習(ウォーミングアップ)風景を観てみたい」という僕自身の希望もあり、試合開始時刻より早めに試合会場を訪れていた。





しかし、僕は選手の練習(ウォーミングアップ)を観ている最中も、頭の中では「里親養育包括支援(フォスタリング)」機関からいただいた資料(ビラなど)のことばかり考えていた。



「どんなめぐり合わせであれ、里親(特別養子縁組)を検討する機会がこんなに身近なところにある。せっかくの機会だから(里親(特別養子縁組))に関する説明会参加してみようかな。」

一緒にいた妻が何を考えていたかはわからないが、僕はそのようなことばかり考えていた。










試合が開始すると、あっという間に約2時間ぐらい?経過し、試合が終了した。

プロスポーツ選手にとっては「仕事」なのだから当たり前かもしれないが、やはりどんなスポーツでも「プロスポーツ選手」の公式戦(真剣勝負)は見ごたえがある。

特に、地元チームを本拠地(ホーム)で観戦するのは、試合会場に一体感があるため、臨場感がある。



試合結果は、地元チームの圧勝であった。





僕たち夫婦は、コロナ禍以降「自粛」生活が続いていたため、久しぶりにスポーツ観戦を楽しめ、満足げに談笑しながら帰路についた。



しかし、スポーツ観戦を楽しめたのはもちろんなのだが、夫婦2人間の話題の中心は「里親(特別養子縁組)」だった。


~続く~