~前回の続き~

僕は、「マイホーム(住宅)」を購入する際に、約半年間かけて熟考した。



僕たち夫婦は、結婚後、「団地(世帯向社宅)」に住んでいたため、

「借金(奨学金返済)まみれの財政状況」を整え、次回、いずれ(数年後)引越す時は、

「マイホーム(持ち家)」を意識していたのは事実であるが。






最初に夫婦間で「マイホーム(住宅)購入を検討したい」旨を相談し始めたのは妻であった。



妻は、僕が「男性不妊(無精子症)」であることが発覚し、「AID(非配偶者間人工授精)」に取り組み始めたものの、

なかなか子どもを授かることができないため、「環境を大きく変えたい」という想いが強かったように思える。





一方、僕は、「次回、いずれ(数年後)引越す時はマイホーム(持ち家)」を意識していたものの、

現段階では、まったく「マイホーム(住宅)」を購入する気はなかった。



上述のような「環境を変えたい」という妻の強い意思を尊重する反面、

僕自身は幼少時代からずっと「団地(公営住宅)暮らし」であったため、

「住まい」に対して、特に大きなこだわりはなかった。



少し余談になるが、「団地(公営住宅)」は、特有の

・共益費や町会費などの集金(場所によっては、回覧板など含む)

・清掃当番

など、日常生活を送るうえで面倒なことも多い反面、

「団地(公営住宅)」は、場所(住所)が良い(住みやすい)ことが多く、

圧倒的な低家賃料(駐車場代含む)が非常に魅力的である。



最低限のリフォームがされており、適切な家具・家電をそろえれば、「団地(公営住宅)」も悪くないものである。

場所によっては、近隣住民に「民度が低い」方がいらっしゃるのも事実であるが。







さて、話を戻そう。



僕は当初、まったく「マイホーム(住宅)」を購入する気はなかったのだが、

妻が「マイホーム(住宅)購入を検討したい」旨を相談し始めた際に、

漠然と「新型コロナウイルス感染拡大に伴う、不動産(土地、あるいは住宅)価格の変動」に少し興味があった。


~続く~