夏に
甘くとろけるような香りと食感で
私たちを魅了する
美味しい果実の名前は、
...桃
もちろん皆さんは
桃の節句
の桃は
「桃の花」
そして、
「なんで桃の節句なの?」
って、質問には、
「3月4月が桃の花の時期だから
」
って、直ぐに答えられると思います。
ところが
桃の節句の「桃」の大元の由来は、
このピンクの可愛らしいお花が見られるからでも
桃から生まれた桃太郎が
めっちゃ強い男の子だったからでも
古事記の中で
イザナギノミコトが桃の実を投げつけて
醜女(しこめ)を追い払ったからでも
桃の種の中身が
「桃仁」という貴重な漢方の生薬
だからでもありません
(いや実際、これらの説も
それぞれ膨らませて語りたい
ネタではあるのですけどっ)
3月3日に桃の花を飾る
イッチバンの元の意味
それは.....
桃の枝が
かなりの魔除け効果がある
鬼退治の最強アイテム
だったからなんですね〜
枝には
邪気を払う力があり、
中国の書には
桃の枝を門戸に飾り
鬼を追い払う..
という記録があるそうな
2月の節分で
柊イワシを門戸に飾るのと
同じ意味なのですね
この時期、
門や玄関に飾らなくても
桃の花を飾ってみたり
神棚にお供えするのも
いいみたい
ちなみに
桃の花の花言葉を
調べてみました
桃が女性への敬いの象徴から
「チャーミング」
「気立ての良さ」
魅力的で豊満な桃の実のイメージから
「私はあなたのとりこ」
前述の邪気を祓う力や
イザナギノミコトの桃、
桃太郎伝説などから
「天下無敵」
漢字そのものを見ても
木へんに「兆」がつくので、
桃の花は多くの実(子ども)をつけ
子孫繁栄の多産を意味する
縁起の良い花
なんですね〜
毎年、
おひなさまを飾るときに
合わせて桃の花も調達しますが、
実は
「桃の花って花つきが少なくて
最後まで花が開くこと滅多にないんだよな〜」
って思っていたの
でも!
枝そのものに魔除けの効果があって、
桃の花をお供えすること自体に意味があるのなら
ワタシ、これからも
飾っちゃう飾っちゃう
花が散っても捨てないで、
若々しい青葉が茂るまで
神様に向けて飾っておきましょう
邪気を祓って
子孫繁栄や女性の魅力UPを願う
私たちのささやかな願いを
神様はきっと受け取ってくれるハズです
〜花の妖精タマミ
また一つお花と仲良くなれました
娘たちよ、桃の花よ
どうもありがとう
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