「おはぎ」ってほんとうに美味しいですよね~
私は「おはぎ」大好きです
一度に3個はイケます
今は和菓子屋さんみなさん
とても工夫されていて、
素材の良さを活かしたおはぎが
ちょっと手を伸ばせば
手に入る世の中になりました
因みに
マイベストおはぎは
同居していたおばあちゃんが作った
ちょっと大きめの「粒あんおはぎ」です
もう食べられないから
余計にそう思うのかもしれませんが・・。
そうそう、
魔除け「おはぎ」の話でした
秋のお彼岸に食べられる「おはぎ」
字の由来は「お萩」です。
萩の花が咲く 秋に食べられる和菓子だから
って付けられました。
更に深くは
おはぎに使用する「粒あん」を
秋に咲く萩の花に見立て
てこう呼ばれるようになったという言われも
では、なぜ
この、「あんこでもち米をくるんだ甘いもの」
を、お彼岸に食べたのでしょうか??
どうやら
それにもれっきとした由来がありました
諸説ありますが
代表的なもの・・
小豆の赤は
邪気を払う効果があると言われているので
大切なご先祖様にお供えに
ぴったり!
な食材だったというのです!
そういえば、
「萩の花」も濃いピンク。
やっぱり魔除けの色とされていたそうな。
秋の七草のひとつでもあるし、
すだれ状に咲いて垣根を覆ってくれることからも
”家を禍や病から守ってくれる”
イメージにピッタリだったのですね
”由来のお花の色”
と
”使う食材の色”
どちらにも「魔を祓う」効果を
もとめていたのですね~
そう考えると
おはぎって
めっちゃ強力な
魔除けスウィーツなんじゃないですか
加えて、
お彼岸に「おはぎ」を食べる由来もうひとつ
昔は貴重だった「お砂糖」
コレをつかうことも
大きな理由だったみたいです。
お供え物は
「個人があの世でお腹を空かせないように」
と、水や食べ物を供えるもの。
だから、
大切なご先祖様へのお供えに
当時とっても贅沢な食べ物だった
「お米」「小豆」「お砂糖」を使って
「おはぎ」を作ったというのです。
”生きている人たちが
亡くなったあの世の人たちの代わりに食べる”
という考え方から、
昔の人にとって「おはぎ」は、
お彼岸のこの時にしか食べられない
わくわく楽しみなご馳走だったのですねー
数少ない甘いものを食べられるチャンス
日頃の感謝に加えて、
そりゃあ、ご先祖様にへの感謝も深まります
「おはぎって・・・?」
って
書いてみたけど、
古来から人々は
色から連想して色んな行事をやったり、
生活に取り入れているって
改めて感じ入りましたよ
色彩さんたち、
ありがとう!!!
日本の伝統行事には
たあっぷりと色と自然の恵みが感じられ
とっても嬉しい
花の妖精 タマミでした