オールシーズンタイヤ 色々なマークにも意味があるのです。 | タイヤセレクト富士宮オフィシャルブログ

 最近ちょこちょこお問い合わせ頂くオールシーズンタイヤ。

↑チマタで評判の良いミシュランのクロスクライメイト。

 

もちろん店頭にもダンロップAS1展示中です!

このタイヤも評判いいです。

 

オールシーズンタイヤというと、何か『万能な無敵タイヤ』と思われガチです。

実際のところ夏タイヤとしての性能は夏タイヤの方が良いですし、冬性能は当然スタッドレスタイヤの方が高性能です。

 

お客様の使用環境とご要望をお伺いして、マッチするお客様にはお勧めさせて頂いております。

 

サイズによっては選択肢が無いモノもありますが、グッドイヤーのベクターで作っててよかった165/55R14!

S様ありがとうございました!年々対応サイズも増えつつあります。

 

 

 

カタログの性能表記を見ると、各社夏タイヤ・冬タイヤとの比較表が掲載されてます。

↓ダンロップさん。

氷上性能=凍結路面ではスタッドレスタイヤ以外は×印なのが分かります。ドライ/ウェット性能がEC204と同じく◎印なのが注目ですね。

 

ヨコハマさんのブルーアース4Sは夏・冬タイヤのちょうど中間という感じです。

正にオールシーズンタイヤという性能付けです。

 

逆に『おおっ!?』と思ったのが↓のピレリさんと、

 

先駆者ベクター4シーズンを発売するグッドイヤーさん。

凍結路面が何と△印。

 

ケチをつける訳ではありませんが(笑)、△って個人個人で判断基準が違うと思うので、ちょっと危険な表記な気がします。

※もちろん両メーカーさん共に欄外に注意書きで(ピレリさんは赤字で)凍結路にはスタッドレスを!と謳われてます。

 

実際その場面に遭遇されるのはお客様ですのでワタシは心を鬼にして(笑)、『凍結路面はスタッドレスが安全です!』とお伝えしてます。

(十里木を通る方や朝霧方面に通われてるお客様に伺うと、降雪より凍結する方が多いとか。)

 

ただシーズンごとに履き替えする面倒さや保管場所の問題、降雪するかビミューなエリアに住んでらっしゃるお客様には、オールシーズンタイヤを選ぶ理由が充分あると言えます。

 

ただ、価格帯がちょっと高め(夏タイヤ&冬タイヤを持つよりはもちろん安価ですが)なので、悩まれる方も多かったかと思います。

 

そんな中、今シーズンの新商品でクムホさんからオールシーズンが登場!

正直目な性能評価で(笑)

 

実は昨シーズンからクムホさんの営業車に装着されてるのは知ってたのですが、

中々いまふうなデザインです。

 

オールシーズンのプラットフォーム(冬用のスリップサイン)はかわいい砂時計風デザイン。

クムホさんの営業マン氏は裾野の奥地に住んでるのですが、昨シーズンの降雪時も難なく走破できたとの事です。

 

冬用としての表記も、『スノーフレークマーク』、『M+S』、更にはダメ押しの『SNOW』と大盤振る舞い(笑)

スノーフレークマークとM+S表記は当然として、ダメ押しのSNOW表記は雪性能への自信が伺えます。

※SNOW表記は任意みたいでメーカーさんによっては表記が無かったりします。

 

我らがダンロップさんのAS1ももちろん3拍子揃ってます。

 

これでオールシーズンタイヤも価格レンジが松竹梅な感じに揃ったので、お客様にも選択の楽しみが出来たと思います。

 

ただ個人的には『春夏秋は夏タイヤ、冬はスタッドレスタイヤ』をおススメします!