こんばんは!てぃ先生です!
今日は久々にツイキャスをしました!保育のことについてお話したり、雑談をしたりしているので、機会があればぜひ聞いてみてくださいね!





今日のテーマは『ご飯は残してもいい』です。

子どもって大好きなメニューの時やお腹がすいている時はパクパク食べ進めるのですが、食べない時はとことん食べないですよね。大人みたいに「とりあえず食べるかー」という感覚じゃないみたいです。

特に月齢が低い子だと、それが顕著にでやすいです。
体調が悪そうなわけでもないのに全然食べない時、どうしよう。



僕は普段から「残してもいいよ」と子どもたちに言っています。

「残さず食べる」「残さなかったら偉い」こういう考え方もわかります。確かにそういう部分もあるかもしれません。


でも、自分のことだと思って考えてみてください。

・特に理由はないのに、何となく食べたくない時ありますよね。気が乗らないというか。
・お腹がすいていなかったら、そりゃ食べたくないですよね。入らないんだもん。
・嫌いなメニューだったら、あまり食べたくないですよね。大人だから仕方なく食べますけど。


大人でもこんな理由があるんです。
子どもは「なんで自分が食べたくないのか」について分かっていないことが多々あります。

それを子どもなりに「もういらない」「ごちそうさまがいい」と頑張って主張しているわけです。


それに対して「残さず食べなさい」「全部食べたら偉いね」という言葉をかけたらどうでしょう?ちょっとプレッシャーじゃないですか?

涙を流しながら食べ進めるかもしれません。
期待に応えようと頑張ったものの、やっぱり食べられないかもしれません。



そんな食事に何の意味があるのでしょうか。



残さず食べたら「嬉しい」のは、「満足する」のは、もしかして大人ではないのかな?と思います。

「残さず食べたら褒められる」

子どもにはそんな嬉しさよりも、

「ご飯の時間って嬉しい!」
「みんなで食べると美味しい!」

こんな気持ちを感じてほしいです。


何でもかんでも食べなくていい、残していいと言っているわけではありません。
食わず嫌いなものがある場合や言葉がけの工夫で食べる場合ももちろんあります。

ただ、大人が良かれと思って言ったり、やったりしていることがいつの間にか子どもにとってはプレッシャーになっていることがある。そんなことを頭の片隅にでも置いてくださると嬉しいです。

「無理しなくていいんだ」「先生は(パパママは)ちゃんと認めてくれる」という子どもにとっての逃げ道を作っておいてあげることも、子育てや保育の中では大事なことだと思います。

また、これは子どもにとっての逃げ道のようで、実は大人がイライラしないための逃げ道でもあるので、上手く活用していきたいですね!

毎日のことだからこそ、楽しくて、嬉しい、そんな食事になりますように。