こんばんは!てぃ先生です!
今日のテーマは『意外とすんなりいく?イヤイヤ期への対処法』です。

まず、イヤイヤ期とは?ってことで、すごく簡単に説明しますと、

・第一反抗期(自我の芽生え)
・主に2~3歳に多い
・何に対しても「いや」「やだ」と言う

こんな感じです。


イヤイヤ期に突入した子どもの「いや」「やだ」に困っているご家庭や保育士さんが多いのではないでしょうか。


困りすぎちゃってつい、
急いでるのに言う事を聞いてくれなくてつい、

「やだじゃない!」
「何が嫌なの!」
「お願いだから今だけ言うこと聞いて!」

なんてなりがちだというのは、見たり聞いたりしています。本当に大変ですよね。わかります。
僕も実習生の頃や保育士になったばかりの頃は悩み、考えました。「保育士って難しいな…」と思い詰めたこともあるくらい。


そんな僕がどうやってイヤイヤ期に向き合っているかと言いますと、
子どもの「いや」「やだ」に対して、

「そっか、嫌なのか!先生、○○くん(ちゃん)のことわかったよ。やだって教えてくれてありがとう!」

といった言葉がけをしています。


他にも、
例えばご飯中に「いや」「やだ」が始まった場合は、

「そっか、嫌なんだね。わかるなー。先生も○○くん(ちゃん)と同じだよ」

と、まずはとにかく同調と共感。子どもの気持ちや言葉を受け止め、認めてあげます。
そうすると、子どもは「あ、この人は自分の嫌だって気持ちをわかってくれてる」と感覚的に嬉しくなるものです。


その後に、
「嫌だけどさ、後でお腹すいちゃうから、今ちょっとだけ食べてみよっか!」
「先生も嫌だけど、お腹空いちゃうのも嫌だから、ちょっと食べようかなー」

なんて付け加えています。


子ども自身も何が嫌なんだかよくわからないけど、とりあえず「いや」「やだ」と言っている時があります。
ですが、そのように思ったり感じたり、「いや」「やだ」と言いたくなっている気持ちは真実なので、大人に「嫌じゃないでしょ!」と言われても「やだもん!」となるわけです。これでは終わりは見えません。


今回のテーマでとにかく重要なことは、子どもに「いや」「やだ」の理由があるにしろ、ないにしろ、先にも書いた通り、その気持ちと言葉を受け止めること、そして、共感して認めてあげること。

そうすることで、初めてこちらの声や意図が子どもに伝わるんですね。
大人だってそうです。自分のことをわかってくれる人には素直になりませんか?自分のことをわかってくれない人にはそんな風にできません。


上に挙げた例はほんの一部なので、「いや」「やだ」には他にもいろいろな理由や原因がありますが、まずはとにかく認めてあげてください。


大人の都合もわかります。
急いでるのに…、どうしてもそれをしなきゃいけないのに…というものがあること。わかります。

でも、子どもの「やだ」に大人も「やだ」と否定してしまうと、より子どもの「やだ」が深まることは、皆さんもう十分に経験済みのことでしょう。



ここは一つ、大人が「そうだよね、やだよね!」と受け止めてあげて、その上で、

「わかる、やだよね。でも、○○してみよう!」

と、明るく誘ってみてください!


まずは大人の明るい気持ちから!大人が明るければ、子どもも自ずと明るく、前向きになれるのではないかと思います。きっとイヤイヤ期から脱却も早くなることでしょう。

何事も、楽しく子どもに向き合うところからですね!