円背、膝の痛み、今まで色々書いてきましたが、どれにも共通していえることが
歩き方の問題です。
姿勢不良やバランス能力の低下等によって歩幅の減少や歩き方の変化が発生しやすくなります。
参考書等を見ると細かいことも書いてありますが、患者様にお話しする時には二つのことにまずは注意してもらいます。
一つは踵から着地してもらうこと
二つは股関節、膝、足首の動きで踏み出してもらうことです。
まずは踵から着地について
概ね、歩行が悪い方で多いのは地面に足を降ろすとき、すり足、もしくは上がっていても足全体で「べたっ、べたっ」と着地することが多いです。
こうなると着地をした時に足にかかる衝撃、負担も大きく、膝が大きく曲がった状態での着地になるため、膝を更に曲げようとする力が大きくなり、悪循環となります。
そのために、まずは踵からしっかりついてもらうこと。
やってみると分りますが、足をしっかり前に出して、膝を伸ばそうとしないとできません。
踵から着いたら、その後足全体を丁寧に着地してもらいます。
これだけで、かなりの方の歩行姿勢が良くなります。
この時に踵から着くのが難しい、踵から着いても、足全体が「べたっ」となってしまう方は
つま先を上げる(背屈)力が弱くなっている(前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋の筋力低下)、もしくは、下腿、ふくらはぎが固く(下腿三頭筋の柔軟性低下)、背屈出来る角度が少なくなっている方がいらっしゃいます。
それともう一つ、膝を上手く伸ばせていないこと(伸展制限)も問題になります。
先ほど、踵から着けないと膝が曲がったままと書きました。
なので足を上げたら膝を伸ばして着地してみてください。
この二つの注意でかなり改善します。
たったこれだけで変化が感じられるはずです。
フラついて怖いなんて方は、手すりに捕まりながら試してみて下さい。
回復期になればこんな実践的な指導、施術も行っていますのでお気軽にご相談下さい。