メールからお問い合わせ頂いたのは

2月初旬で、

近く購入する車両のメンテナンスご依頼。

大枠の内容について、メニュー及び

使用部品や油種、ブランド等々綿密に

打ち合わせをさせて頂いたのは良いのですが、

2~3月にかけて、繁忙期の真っ只中!

中々スケジュール調整が厳しい状況であり、

お客様のご厚意で4月に入庫を引き延ばして

頂いて、ようやくご入庫となりました。

 

本当にお待たせ致しました。

 

今回はATF始め、各部の油脂類取替えと

エアコンフレッシャー施工、

オイルライン&フューエルライン洗浄、

冷却水全量交換や

各部点検とご要望の部品交換などとなります。

お預かり期間は数日間

その間お客様は県内に滞在されるという事

で、出来るだけ短期間で確実な作業を行うのは

勿論の事、ご期待に沿えるように

フルパワーで挑みます!!

プレッシャーに臆することなく粛々と・・・

 

お車はこちら

 

 

走行距離も26000Kmと少な目

 

 

 

 

作業に入る前にお客様同乗して頂き、

現状確認の為、走行点検と車談義、

特に問題点などはない模様。

 

診断機によるフォルト確認も異常なし!

 

早速、各作業に取り掛かって行きましょう。

 

 

先ずはATF交換から開始して行きます!

 

 

リフトアップしアンダーカバーを取り外し

 


 

 

オイルパンとご対面

 

オーバフロープラグを外しドレンアウト

 

 

元色が残っていますね!

 

暫く待って、流れが弱くなったら、

 

専用ツールを使用して、オーバーフローパイプ

 

を打ち抜き。

 

 

すると! 更に残っているフルードが

 

流れ出てきます。

 

 

 

ドレンアウトはまだ続いて・・・

 

 

この車両はトルクコンバーターにも、

 

ドレンプラグが付いているので

 

 

 

取り外すと

 

 

またまた出るは出るは!

 

 

流れが止まるまで待つこと40分

 

 

 

 

オイルパンとコンバーターから抜けた

フルードは5リッターを優に超え7.5L。

 

 

オイルパンを取り外し

 

 

 

距離が少なくても鉄粉は出ている様です。

 

 

 

ストレーナーを比較すると

汚れていることがハッキリ確認出来ます。

 

 

今回バルブボディーも脱着洗浄のご依頼なので

 

 

この様に!

 

向きを変えながら徹底洗浄!!!

 

 

EGSカプラーのOリング、オイルガイドパイプも

取替します。

 

取付ボルトは再使用不可、すべて交換。

 

 

本体の方も同じく洗浄

 

 

 

綺麗になったバルブボディーと

オイルストレーナー取付

 

 

 

 

オイルパンもピカピカ!

 

 

各部規定トルクで確実に!

 

 

圧送交換専用アタッチメントを装着し

 

 

初期充填

 

 

 

 

西日が眩しい時間です!

 

 

早速圧送交換スタート

 

 

 

 

少し汚れが有るのでもう一回!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色味も良い感じになり、交換終了

 

レベル調整までクールダウン。

 

その間に、デフオイル交換

 

 

 

 

 

抜いているオイルは綺麗な感じです。

 

使用オイルはロイヤルパープル

 

 

摺り切り一杯で調整

 

 

フルード温度が下がったので

 

 

規定温度、オーバーフローでフルード調整

 

 

補正値の初期化も完了

 

 

ATF/デフオイル交換は終了!

 

 

ですがまだ、ご依頼のほんの一部で。。。

 

 

作業はまだまだ・・・・・・
 

 

つ づ く ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

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