さて、今日のテーマは、Word講座の第2章「文書を見やすく整えよう!文字の装飾と段落の設定」です!
ただ文字を入力するだけでも、もちろん文書は作れます。
でも、ちょっとした工夫を加えるだけで、グッと見やすく、そして伝えたいことがより伝わるようになるんです。
まるで、お料理にちょっとした隠し味を加えるみたいに、Wordの文書も見栄えが格段にアップしますよ。
ここでは、以下の内容を学びます。
・文字の大きさを変えてみよう!(タイトルを目立たせるコツ)
・文字の色を変えてみよう!(強調したい部分を分かりやすく)
・文字の書体を変えてみよう!(文書の雰囲気を変える魔法)
・文字を太字・斜体・下線にしてみよう!(さらに強調!)
・段落の配置を変えてみよう!(左揃え、中央揃え、右揃えを使い分け)
・行間と段落間を調整してみよう!(読みやすさアップの秘訣)
文字の大きさを変えてみよう
① 文字の選択(ドラッグ)
大きさを変えたい文字や単語の先頭にカーソルを合わせ、マウスの左ボタンを押したまま、変えたい文字の最後までドラッグして青く反転させます。
② フォントサイズの変更ボタン
Wordのリボンにある「ホーム」タブ内、「フォント」グループにある数字が書いてあるボックスかの隣の「A↑」と「A↓」ボタン(フォントサイズの拡大・縮小)を選びます。
・数字ボックスのプルダウンメニューからサイズを選ぶ方法
・「A↑」「A↓」ボタンで少しずつ調整する方法
③ 一般的な推奨サイズ
本文は10.5pt~12pt程度、見出しは少し大きめにするのが一般的です。
文字の色を変えてみよう
特定の文字や単語に色を付けることで、強調したり、注意を引いたりできます。
① 文字の選択
色を変えたい文字を先ほどと同様に選択します。
② フォントの色ボタン
「ホーム」タブ内、「フォント」グループにある「A」の下に色がついたアイコン(フォントの色)をクリックします。
・表示される色のパレットから好きな色を選ぶ方法。
・「その他の色」でさらに多くの色を選べます。
文字の書体を変えてみよう
文字の「見た目の形」(書体、フォント)を変えることで、文書の雰囲気を変えられます。
① 文字の選択
書体を変えたい文字を選択します。
② フォント変更ボタン
「ホーム」タブ内、「フォント」グループにある書体名が表示されているボックス(例:游ゴシック、MS明朝など)をクリックします。
・プルダウンメニューから様々な書体を選べます。
・書体を選ぶと、選択した文字の見た目がプレビューで変わります。
文字を太字・斜体・下線にしてみよう
さらに文字を強調するための3つの機能(ボールド、イタリック、アンダーライン)を学びます。
① 文字の選択
編集したい文字を選択します。
② 「B」「I」「U」ボタン
「ホーム」タブ内、「フォント」グループにある「B」(太字)、「I」(斜体)、「U」(下線)のアイコンをそれぞれクリックします。
・下線(U)は種類(二重線、点線など)や色も変えられます。
③ 複数機能の組み合わせ
太字と下線を同時に適用するなど、複数の装飾を組み合わせることもできます。
段落の配置を変えてみよう(左揃え・中央揃え・右揃え)
文章のまとまり(段落)を、ページのどこに配置するかを学びます。
① 段落の選択とカーソル
文字を選択しなくても、段落内のどこかにカーソルがあるだけで、その段落全体に設定が適用されます。
② 配置ボタン
「ホーム」タブ内、「段落」グループにある「左揃え」「中央揃え」「右揃え」のアイコンをそれぞれクリックします。
③ 使い分けの例
・左揃え: 一般的な本文の配置になります。
・中央揃え: タイトルや写真のキャプションによく使われること。
・右揃え: 日付や署名などに使われること。
行間と段落間を調整してみよう
行と行の間隔、段落と段落の間隔を調整することで、文書全体の読みやすさや見た目の美しさを高めます。
① 行と段落の概念の再確認
エンターキーで区切られたまとまりが段落、その中の文字の並びが行です。
② 行と段落の間隔ボタン
「ホーム」タブ内、「段落」グループにある「行と段落の間隔」アイコン(上下の矢印と横線)をクリックします。
・表示される数値(1.0、1.15、1.5など)を切り替えることで、行間が変わります。
・「行間オプション」でさらに細かく設定できます。