井戸端カイゴ2015、第22回目の終了報告! 【2015年4月開催】 | 井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

名古屋やその近郊で介護職としてがんばっている方たちが集まり、少人数で、「介護についてホンネで、真面目に、でも肩の力を抜いて語り合う」会です。

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去る4月24日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第22回目を開催しました!


場所はいつもの上前津「中生涯学習センター」。


今回は、なんと久々に10名参加で盛り上がりました!(後藤含め11名)

中でも、初参加の方が5名もいらっしゃったのは、びっくり!

参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。


大体私、休日の昼下がりにICレコーダーの録音を聞きながら文字起こしをするのですが、
皆さんの話す声を聴きながら、ほんの少しですが何かこの井戸端カイゴという会の歴史の重みを感じてしまいました。


では、内容は、下記をご覧くださ~い。




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さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。

※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。


・Kbさん:介護を辞めたいと思ったことはおろか、介護が好きで好きでたまらないという、根っからの福祉・介護人間。
しかし、そんなKbさんでも、今回は「もうできなくなるかも・・・」というほど気を病まれたそうです。
でも、ようやく回復傾向にあるそうで、良かった良かった・・・。娘さんは高校生になり、毎日毎日楽しくて仕方ないようです。


・Amさん:ケアハウス勤務です。介福試験は、実技でまさかの敗退・・・。女子大生がモデル(?)だったため舞い上がってしまったらしいデス。


・Ksさん:抜歯直後で麻酔がまだ効いていたらしく、ヨダレをさかんに気にされていました(全然大丈夫でしたよ!)。
息子さんもいよいよ就職され生活もだいぶ変わったようですね~。仕事では、ますます存在感を増している様子がうかがえます。


・Mさん:初参加。経験11年。施設長の経験もあるなどその経験には幅と奥行きがあり、初参加ながら会では話の中心的存在になってました。現在、後藤が転職支援中ですが大苦戦中です。


・Asさん:初参加。2000年から介護の仕事をされておられます。現在はグループホーム(GH)での勤務が5年を超えたようです。「サービス残業は当たり前」、「早遅(早番で入り遅番までこなすことらしい(!))も当たり前」だそうです。オープン時のメンバーが、一人、一人と辞めていき、今では施設長とAsさんだけになってしまったそう。


・Fさん:サ高住勤務。1年で3人も解雇され、6人も辞めたそうで、5月からはさらに負担が増え、大変になるようです。サ高住のはずですが、看板に「有料老人ホーム」と書かれているらしく、サ高住?有料?どっち?とおっしゃってましたが、サ高住で間違いないと思いますよ、Fさん・・。看板は何かの間違いでしょうか・・・。


・Igさん:初参加。下のHさんの元同僚。最近、住宅型有料老人ホームに変わったばかりだそうです。これまで、いろいろ職場を変わられたようです。ケアマネを取り、「サービス提供責任者(サ責)のサポート的な仕事もされたようですが、かなり慣れない役割も任され、病んだこともあったようです。今は、一介護職員として、楽しく仕事をされているようです。


・Hさん:初参加。昨年9月に私が企画・開催した「上手な叱り方セミナー」に参加して頂いた方です。その後、ずっとこの会への参加を希望されていたのですがなかなか実現できなかったようです。それがようやく実現しました。しかもIさんにも声をかけてくれて・・・嬉しいです。管理者として、「自分を変える」という覚悟。部下に気持ち良く仕事をしてもらうための工夫や努力。本当に素晴らしいリーダーの一人だと思います。


・Kiさん:初参加。登録ヘルパーを3年間。今は無理のない程度でお仕事をされていらっしゃる様子です。


・Iuさん:今回は本当に疲れていて痛々しいほどでした。現場リーダーやその上司の、ヒドイ労務管理に苦しんでおられます。




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■今回出た主な話題は、こんな感じでした↓


①『実は1か月半、心身症で休職していました。現在は何とか復帰傾向にあります。私の会社では、これまでに何人もの管理者が気を病んで退職していったのですが、自分が復職するにあたって会社が「復職プログラム」を作る、という動きをしてくれたことが嬉しかったです。』


<参加者の意見>

・「担当医からは、『とにかく、寝ることが大事』と言われましたが、本当に眠ることで少しづつ回復に向かい、利用者さんのおかげもあり、『仕事に復帰したい』という気持ちになることができました。」


・「私も前職で、更年期なのか、”うつ”なのかわからないのですが、同僚の顔もまともに見れない、一緒にいられない、というくらいしんどかったです。
部下に仕事を振れず、任せられず、でいっぱいいっぱいになってしまいました。今考えると、仕事を抱えてしまったことがいけなかったんだと思います。
その後しばらく休んだ後、別の事業所で復帰しました。週2日くらいの勤務でスタートして、少しずつ日数を増やす方向でやっていくうちに、『もっともっと働きたい』ってなってきました。」



【後藤の個人的な意見】

『介護のお仕事では、心身を病む方が本当に多いと思います。今回の参加者(10名)の内、少なくとも3名はかなり深刻な状態まで経験された事実を吐露してくれました。上記のように、「休む」、という決断がどれだけ大切か、皆さんの貴重な体験から改めて教えて頂きました。でも、とても勇気を出して語ってくれたと思います。
そして、本当に今一歩一歩回復の階段を上っている方もいらっしゃれば、すでにある程度気持ちの晴れた状態まで到達された方もいらっしゃいます。特に、上記のお2人の苦しみは、ほんの、ほんの一部ですが私も共有させて頂いています。今後も皆さんのお力になれることがあれば、何でもさせて頂きたいと思っています。』



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②『グループホーム(GH)で介護度が高くなると、結構大変ですよね・・・。』


<参加者の意見>

・「私はGHで勤務しています。会社は『看取りの強化』を掲げているのですが、例えば『喀痰吸引の研修などを受講させて欲しい』と要望しても、『会社はそこまでしない。受講したいなら自費で勝手に受講してください』と言われてしまいます。なんか矛盾している気がするのですが・・・。」


・「私の勤務するGHには、喀痰吸引の必要な利用者はいません。いつ必要になるか分からないのですが施設内に研修修了者はいません。でも私は個人的に受講しようと思っています。今後実務者研修修了者は喀痰吸引に関する知識を持ってきます。介護福祉士である私の方が、その部分だけ下に見られるのも悔しいし(笑)。」


・「介護度の重い方が増え、私たち介護士も技術の向上が求められていますよね。それにはもちろん対応していかなくてはいけないと思います。でも一方で、ご利用者の介護度の差が大きくなり続けていて・・・。例えば、もともと介護度は軽い・もしくは自立の方も私のホーム(住宅型有料老人ホーム)にはいらっしゃいますが、反対に介護度の本当に重い方もいらっしゃいます。私たち職員の時間や気配りがどうしても重い方に割かれてしまい、『生活を楽しみたい』と考えておられる方にとっては物足らなくなってきているようです。そのあたりの共存が本当に難しいと感じます。」


・「従来型特養みたいに、介護度や認知度によって多少フロアを分けたりできれば、少しは解決されるかもしれませんが・・・。」


・「私はケアハウス勤務で、もともと自立の方ばかりだったのですが、今は外出レクも控えなければいけないくらいに介護の必要性が徐々に増してきて・・・。元気な利用者の不満がたまってきているのが分かります。かといって職員は増やせないし・・・。」


・「私が管理者を務めるGHは平均介護度1.3。10年以上前から介護度1のまま維持されている利用者もいます。とにかく、介護度が高くなってしまったら、ご利用者も大変ですし、私たち職員も大変になる。だから『私たち職員が頑張るしかないよね!』と奮い立たせている感じです。また同一敷地内に特養が併設されているので、入居の際に『重度化した場合、特養への入居をご案内します』と伝えることもでき、流れができているのでありがたいです。」



【後藤の個人的な意見】

『介護度や認知度の異なる方たちの共存・・・これは、どの施設でも深刻な問題になりつつあるのではないでしょうか。我々素人では想像もつかないほど困難な状況も日常茶飯事だと思われます。個室でプライバシーを守りながら1人1人の生活を個別にサポートする、という側面は大切だと思いますが、一方で、食事などは全員で一斉に取ったり、共同生活の側面もあるわけで、そのあたりのコントロール、というか全体の雰囲気づくり、人間関係調整能力に、認知症の方への適切なケア能力、さらにチームの中で協力して仕事を行う力も必要で、介護という仕事は、本当に高度な能力を必要とする専門職なんだ、とつくづく思います。私なんか、尊敬の念しか湧いてきません・・・。施設トップ、というか介護事業を営んでいる経営トップには、ぜひそのあたりの介護職員の負担感をしっかり理解してあげてほしいです。そしてまた、介護職員の待遇面の改善に関しても、介護保険料の負担者を増やすとか、保険料率をもっと抜本的に見直すとか、国や政府には何か手を打って欲しいと思います。現場で何が起きているのかをもっと正確に知ってもらわなければいけないと強く感じます。』



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③『サービス付高齢者住宅(サ高住)内の有料サービスについてです。私のホームでは、例えば足がむくんでいる利用者がいたから良かれと思って「足湯いかがですか?」とお勧めすると、10分で300円徴収しなければいけない。ホーム長は、「そういうので儲けていかないといけないから・・・」と言うのですが、利用者からは、「え~お金取るの?」とか、「あんた、上司に言われたから私に勧めとるんだろう」と言われてしまう。私は純粋に利用者のつらさを軽減してもらおうとしているのに、なんかつらいです・・・。』


<参加者の意見>

・「私の在籍していたホーム(住宅型有料)では、ナースコール1回につき500円徴収、というホームもありました。コール連打すると大変な金額になるわけで・・・(一同苦笑)。」


・「私のホームでは有料サービスは20分500円。ただ、その都度お金を頂くわけではなく、事前に契約しておく形でやっています。それで契約外のことを依頼された場合は、無料でやってあげて、その後契約の見直しをするようにしています。」


・「そのやり方ならやりやすいです!ウチは、お茶を出してもいけないし、体操を一緒にやるのもダメと言われます。」


・「サ高住や住宅型有料は『訪問介護』なので、あるお部屋へ『訪問介護』に入っているべき時間帯に、コールが鳴ったり他の利用者が倒れても、『助けるな』、という感じですよね。ただ、重要事項説明書にホーム内で行うべきサービス内容(巡視など)が明記してあると思う。これはしっかり把握しておくべきです。
サ高住という住居単体では経営上なりたたない。だから訪問介護事業所が併設され、そこでの収入でまかなう構図になっているんですよね。」



【後藤の個人的な意見】

『確かに、足湯をしてあげて、「はい、300円。毎度ありがとうございます」って利用者に向けて手を差し出すのは抵抗あります(笑)。「何かが違う」って感じてしまいます。そんなの、効率も悪いわ、ホームの印象も悪いわ、介護職員のモティベーションは上がらないわ・・・で、良いこと一つもないと思う。こういうことは会社側が当然に工夫すべきことだと思いますよ。もし会社が何もしてくれないのなら要求すれば良いと思います。「私たちが働きやすいように仕組みを整えてください。改善してください」と。あ、でも、一人でじゃなく、みんなでですよ。それで、3回要求しても全く改善してくれないか、もしくは納得のいく説明もしてくれないのならその会社は辞めればいい。みんなで辞めちゃえばいいです(^^)。だって、職員ができるだけストレスを感じないように仕組みを整えたりするのは会社の義務ですからね。もちろん職員一人一人にも、介護サービスの提供とそれらを日々改善していく責任はあると思いますが、この会に参加されている方や私のブログを読んでくれている皆さんは、みな通常以上の責任感を持っている方ばかりだと思います。介護職員としての義務を果たした上で、会社が会社の果たすべき義務を果たしてくれないのならば、職員もそれなりに・・・。私はそう考えます。』

『介護サービスのような人的サービス、しかも介護保険サービスと有料サービスとが混在するような状況では、利用者との間でトラブルが起きやすいと思います。ホームごとに契約上定められたサービスとはどんなものなのか、利用者にサービスの提供を約束しているのはどの範囲なのか、などについては、会社として介護職員一人一人に教育すべきだと思いますが、多くのホームではあまりしっかり行われていないのかもしれませんね。みなさんのホームではいかがですか?』



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④『老健勤務です。ある先輩職員の話ですが、連続欠勤が1か月以上。その影響でもういっぱいいっぱいで・・・。補充もしてくれないんです。体が疲労しきっています。その人、経験は10年以上あって、仕事はできるんです。でも、仕事で気に入らないことがあると帰っちゃったり。こういうのってアリですか?私、もう辞めた方がいいでしょうか』


<参加者の意見>

・「普通、そんなに休んだら、解雇されるんじゃないですか?」


・「それだけあてにできないようでは、『仕事ができる人』とは言えないんじゃないでしょうか?」


・「きっと、リーダーと、その欠勤する人の仲が特別なんでしょう。」


・「その方の欠勤の理由は?家族の面倒を見ている?体調不良ならそれなりの診断書が出るでしょうし。」



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⑤『どうすれば、施設の中に良い環境を作り出せるのでしょうか?陰口・派閥・ケアへの温度差・・・。結局全部、利用者にしわ寄せがいってしまう。皆さんの職場では、どういうふうに調整したり教育をしているのですか?』


<参加者の意見>

・「ケアへの気持ちの高い人が多ければ、その方向性でまとまってきますが、『見て見ぬふり』のような人が大部分だと、そういう雰囲気の施設になってしまいがちですよね。」


・「ある利用者が、ある日救急車で運ばれた。その利用者は不潔で、職員は皆、実は煙たがっていた。しかし退院後、某法人の策略で本人の意向とは違う方向(その法人の関係施設)に導かれようとしていることを聞かされた職員は、今まで以上に一致団結し、あらゆることを自然に改善していった。部屋もきれいにするし、たびたび様子を見に行き、ADLも改善した・・・。こんな感じで、ある出来事をキッカケにして職員の思いが一つになり、様々な意見が出るようになり、見違えるように改善することもありますよね。」


・「私はあいさつを重視しています。あいさつを自分からしない部下に対しては自分から言っていきます。それと、あいさつ+(プラス)アルファが大切。『あれ、髪切ったの?』とか。結構救われることも多いと思うんですよね。」


・「施設長の意識としては?何が重要でしょうか?」


・「とにかく、問題を解決することだと思う。あとは、ガンになっている職員をいかに見極めて排除できるか。面接のときに、しっかり人選しないとダメ。」


・「普段は現場にいなくても良いが、『ここぞ』と言うときに現場に入って陣頭指揮を取れるだけのスキルは必須だと思う。」


・「私のホーム(サ高住)では、特に男の人が『ぼ~っ』としている。『暇っす~。』とか・・・。


・「いくらでも、やることはあるのにね。」


・「私のホームでは、やらないといけないことを全部カードに書いて、小学生に教えるように教えることも検討しました。職員によっては、そのような教え方が必要な場合もあると思います。」


・「根気よく教えることだと思う。時間はかかるが・・・」



【後藤の個人的な意見】

『施設のトップ次第だと思います、これは・・・。まず私がベースの部分で一番重要視しているのは信頼関係です。これは細かいことの積み重ねで少しずつ築き上げるもの。参加者も強調していましたが、挨拶はもちろん、何か頼まれたら、迅速にしてあげているか?何か相談ごとがあれば耳を傾けてあげているか?金払いは確実にしているか?「言うこと」と「やること」が一致しているか?そして一番大切なのは有事の際の対応。普段は職員からバカにされるくらいでもいい。何か問題が起きたときには誰よりも早く駆けつけて体を張って職員と利用者を守り、全責任を被ろうという姿勢。トップに必要なベースの部分って、そういうことだと思うんです(当然ですが、自戒を込めています)。信頼関係が築かれていなければ、何やっても無駄ですから。そういう一定の信頼関係が築かれた上で、次はリーダーシップ。トップが求める技術レベル、価値観、理念、こういうことを繰り返し繰り返し繰り返し身をもって示し続けることが重要なのではないでしょうか。みなさんの施設のトップはいかがですか?もちろん、本社(経営陣)が同じ方向を向いている、というのが前提ですが・・・。』



■今回の参加者から寄せられた声です。


・働いている中で感じることを、だれかに聞いてほしいと思い、また、他の職場で働いている方の話を聞いてみたいと思い参加しました。


・参加して心に残ったことは、それぞれのホームにより状況が違うので、イメージするのが難しかったですが、介護が好きではないのに介護の仕事をしている人が多い、というのはとても受け入れ難い話で、どう考えればいいのか困りました。


・お年寄りと接するのが好きだったはずなのに、自信がなくなり、介護がやっていけるか不安に思っていたので、初心を思い出したかったです。


・介護の仕事に就くことで色んな悩みが出てきた頃、この会のことを紹介して頂き、自分よりも皆さんの話を聞いていて、すごく大変な色んな話を聞かせて頂くこともでき、勉強になります。


・私よりも大変な思い、負担を抱えていらっしゃる方のお話を聞き、自分の施設には、もう少し改善策があると思いました。


・スタッフが次々と退職していってしまい、残された自分たちに負担がかかり、シフトに納得がいかないでいました。現場の動きがわかっていない人にシフトを組んでもらうのは?と疑問に思っていました。会に参加してみて、今度会議で意見してみようと思いました。シフトを組む方は、大体施設長がやっていることが多い。現場をわかっている人が組むのがベストだと感じました。


・いろんな話を聞けて参考になりました。またの機会を楽しみにしています。


・自分の職場はこういう状態だけれど、他の職場はどうなのかを知りたいと思い参加しました。実際に参加して、「なるほど、見切りは大事なのだ」と納得しました。皆さんそれぞれ真剣に前向きにお仕事をし、生きていらっしゃるのだと思いました。


・職場のリーダーの考え方が理解できないことで悩んでいましたが、会に参加してヒントが得られました。


・今日も愚痴になりましたが、皆さん聞いて下さって、優しさが身に沁みます。今は自分の立つ位置しか見えておらず、また色々参考にさせていただきたいと思います。


・自分の施設以外の方の考え方や、業務状況を知りたいという気持ちから参加しました。毎回感じますが、良くも悪くも他施設・他介護職の方の思いや疑問等を聞く事で、自分の仕事に関しての考え方が整理される気がします。


・自分の職場での立ち位置や、新入社員を育てるという事について悩んでいましたが、会に参加して、色んな話が参考になりました。今後も続けて頂きたいと思います。


・情報交換のため、参加しました。今回は労働環境についての話が興味深かったです。


・後藤さんのお誘いもあり、また、他の方のお話を伺いたいと思い参加しました。実際に参加してみて、施設で働いている方の現場の声が聞けてよかったです。


・後藤さんにお仕事の相談をさせて頂いた時に、このような会の運営をしておられることを知りました。研修の時以外には、他の施設の方とお話をする機会が持てないので、今日はいろいろとお話を聞かせてもらえたらと思い、参加しました。


・皆さんいろいろなことで悩みがあり、お話が聞けて良かったです。私は介護が嫌いになったことはないのですが、楽しい日々を利用者様に提供できる努力が足りないことを感じました。自分本位の考えが多かったと反省します。


・辞めたくても辞められないジレンマがありましたが、転職ばかりを考えすぎないようにすることも大切だ、と感じました。会に参加して少しヒントを頂いたように思いますが、私にできるかどうかはまだ疑問です。


・ネットで見て気になったため、参加しました。自分のホンネはほとんど話せませんでしたが、機会があれば何でも参加します。


・同じ福祉関係の仕事をしている方たちが、どんな悩みを持っているのか聞いてみたかったので参加しました。実際に会に参加してみて、自分自身は現在、管理者としての立場からの話でしたが、参加メンバーの話を聞き、改めて現場の職員、入居しているお年寄りの方を守ろうと、責任を感じました。


・なかなか休みが取れない(休みでも現場の職員から電話がかかってくる)ことに困っていました。でも頼りにされているんだな・・・ってプラスに考えるようにしていますが、時々イラっとするかな・・・。立場的に仕方ないかなと。自分自身がだらけたら現場が崩れてしまうので。自分自身は、現場の職員に助けられていると思っているので、逆にそういうことをこの会で伝えていきたいと思います。


・友人に誘われたことがきっかけですが、私自身も他の施設のこと、仕事をする上で皆さんが考えていること、困っていることを聞いてみたく、参加しました。実際に参加して、いろいろな悩みや思いを抱えながら日々仕事をされていることがよく伝わりました。


・悩んでいたのは、自分のメンタルの弱さかな・・・休養と薬の助けをかりることと転職したことで、今は元気になりました。


・悩みの解決というか、みなさん体調を崩したり色々な思いを持ちながら仕事をしているんだと痛感し、気持ちがスゥーッと楽になりました。


・友人に誘われ、井戸端カイゴはどんなことをするのかよくわからずに来ましたが、とっても有意義で心強い仲間ができた気がします。悩みも楽しさも、話し合える人達がいるっていいことですね。本当にありがとうございました。



■編集後記


 久々に2桁の参加者。やはりこれだけ集まると楽しいですね。前回の、私を含めた3人という少人数も楽しかったですが、大勢も楽しい。「結局、どっちでもいいんかい!」と突っ込まれそうですが、「そうです。どっちも楽しいんです」。

 もう22回を数え、初参加の方も堂々と意見を述べてくれるし、初期のころからの皆さんは、それなりの歴史を感じさせてくれて、本当に嬉しいです。『今後も続けてください』という声がありましたが、「ハイ、これからもやり続けますよ!」

 ですから皆さん、今後も参加してくださいね。そして、もし介護現場で苦しんでいる人が周りにいれば声をかけてあげてください。一人で苦しむなんて割に合わないですよ~。みんなの経験を結集し、知恵を絞り、作戦を考えれば、絶対に大丈夫!私、今の参加メンバー見ていて心からそう思えます・・・。みんな普通の方ですが、介護や福祉に関して純粋で、気遣いもあり、本当に苦しいところを乗り越えてきた方ばかりですから。
 みなさん、どうかこれからもおつきあいくださいね。これからが「本番」ですから・・・。



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★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)

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■次回の開催概要


【日時】平成27年5月29日(金) 13:15頃~16:30(13:00開場)


【場所】<上前津>名古屋市 中生涯学習センター(第1集会室)

※前回(4月)と会場は同じですが、お部屋は異なります。ご注意ください。


<地下鉄>名城線「上前津」下車6番出口より南へ約250m
<駐車場>20台(30分以上1回300円)


【参加費】500円


【定員】15名


【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト

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