こんにちは!鈴木尚広のベースボールクリニックです!
走っている時に「脚をつる」なんていう選手をよく見かけます。
もちろん皆さんも脚をつる経験をしたことがあると思います。
その際、ストレッチをすれば治る・良いということも知っていると思います。
しかし、そんな脚がつってしまう選手から、「どうすれば脚がつらなくなりますか?」と質問されたら、、、なんて答えますか?
おそらく多くの人は、「水分が足りない」「NaやCaなどの電解質の不足」と答えるのではないでしょうか。
たしかに、多くの教科書や本などではこう書かれているのをよく目にします。
🟩研究データでは?
しかし、最近の研究によると、水分の損失量が多い群と少ない群で比較した結果、「脚のつりの発生頻度は変わらなかった」というデータが多く存在します。
では一体何が、根本的な原因なのでしょうか。
それは、「神経筋コントロールの変化による、筋への過負荷・疲労」とされています。
詳しく説明していきます。
🟩 「神経筋コントロールの変化」とは?
「神経筋コントロールの変化」と言うのは、
・筋紡錘とゴルジ腱器官のバランスの乱れ
・運動ニューロンの過活動
→脚のつり
と言うことです。
この説明だと、ストレッチが有効なのも説明がつきますよね?
ストレッチをすることで、筋紡錘の働き過ぎがリセットされ、ゴルジ腱器官とのバランスも整えてくれるからです。
ですので「水分や電解質の不足」は根本的に違うというよりは、「筋疲労」に繋がる間接的な要素と言えます。
では最後に、質問の答えです。
🟩予防法
先ほど述べた通り、脚のつりの根本的な原因は「筋疲労」です。
当日に出来ることとすれば、やはり水分や炭水化物(エネルギー)などの栄養補給でしょうか。
根本的には
「そもそもの体力(筋持久力)をつける!」
ということになります。
やはり、日頃からのトレーニングが大事ということですね!
野球の技術的な練習が減るこの時期ですが、この時期だからできる練習を今一度見直し、真剣に取り組んでみてはいかがでしょうか。
「打つ・投げる・捕る・走る」4拍子が揃う小冊子を
期間限定で無料プレゼント中!
下記からダウンロードできます。
↓
発行元
株式会社iMARe
191-0053
東京都日野市豊田4-37-12グランシェール豊田102
TEL:042-514-9086
鈴木尚広のベースボールクリニック
フェイスブック:https://www.facebook.com/tsbbc12/
インスタグラム:https://www.instagram.com/tsbbc_12/
ツイッター:https://twitter.com/tsbbc_12
野球上達のために有益な情報を投稿していきます。
「いいね!」・「シェア」を宜しくお願い致いたします。