こんにちは!

鈴木尚広のベースボールクリニックです!

 

「野球で多いケガ」と言うと、肩、肘のケガを思い浮かべる人は圧倒的に多いと思いますが、実は「肉離れ」もとても多いケガの1つなのです。

 

 

数年前のデータではありますが、メジャーリーグで年間のケガの件数でハムストリングスの肉離れが1番多い年もあるぐらいです。

 

皆さんの周りにも、肉離れで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そんな肉離れについて、詳しく解説していきます。

 


🟩ウォーミングアップしても肉離れする理由

 




肉離れは、筋肉が伸ばされながら収縮する瞬間(遠心性収縮)に起こりやすく、一般的には、「高強度な運動や、いきなり走ると肉離れをする」などと言われていますが、それは違います。

 

もちろん原因要素の1つではあると思いますが、入念にウォーミングアップやケア、筋トレをしていても肉離れは起きます。

 

それはなぜか、、、

 

・拮抗筋との筋バランスが崩れている

・全身を連動して使えていない

・必要な筋肉を効率よく使えていない

 

以上のことが挙げられます。

 

走っている時を例に話していきます。

 


🟩走るのに不必要な筋肉と必要な筋肉

 



大腿四頭筋(もも前)は「ブレーキ筋」とも言われており、ここが優位に働いてしまうと速く走ることは出来ません。

 

大腿四頭筋はアウターマッスルでもあるため、拮抗筋などの筋バランスを悪くし、全身が連動する滑らかな動きとはかけ離れてしまいます。

 

反対に、優位に働いてほしい筋肉はハムストリングス(上部)と大臀筋(下部)です。

 



ここは別名「アクセル筋」とも言われており、速く走るには必要不可欠な筋肉です。

 

ハムストリングスはインナーマッスルでもあり、ここが優位に働くことで周りの筋肉とのバランスが良くなり、効率よく脚を動かすことが可能となるのです。

また、股関節・体幹のインナーマッスルである大腰筋にも繋がっているため、全身を連動させた滑らかな走りへと繋がります。

 

その結果、筋肉に負担がかかるような肉離れなどのケガを防ぐことができ、おまけに速く走れるようにもなるのです!

 

「打てるのに」「投げられるのに」野球が出来ないなんて悔しいですよね。。。

そんな肉離れで悩まないよう、以下のワークをやって脚の状態を整えましょう。

 


🟩ハムストリングを優位に働かせるワーク

 



1 腰幅に足を開き、つま先が真っ直ぐに向くように立つ。


2 みぞおちと膝の力を抜いて、膝は軽く曲げて、足の外側に体重を乗せる。


3 股関節の中央に指を当てて、その部分から後ろ側に押し込んでいくように股関節を後ろに突き出していく。


4 太もも裏のハムストリングスが張っている感じが出たら、押さえている部分から戻ってくる。


5 14を、10回繰り返す。


ぜひ試してみてください。


 

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