こんばんは!TSBBC(鈴木尚広ベースボールクリニック)です。
野球をやっていると誰しも一度はやってみたいレーザービームのような送球!
外野からホームでランナーをアウトにするプレーは憧れますよね。
では、問題です。
レーザービームを投げるようなボールを投げるには、遠投で100m以上投げる肩の強さが必要だと思いますか?
もちろん、「遠くまで投げる肩の強さ」は必要な要素になります。
それ以外の要素について、レーザービームはどのようにしたら投げられるのか考えてみましょう!
🟩遠投はどんな軌道がいいの!?
遠投の時どんなボールの軌道で投げていますか?
・山なりのような高い軌道
距離は遠くまで投げられますが、ボールは遅くなりやすいです。ボールは山なりの軌道でランナーをアウトにするには難しくなります。
・ライナーのような低い軌道
距離は短くなりますが、速いボールを投げる事ができます。低く速いボールになるのでランナーをアウトにしやすいですね。
同じ遠投でも2種類のボールの軌道があります。
🟩実際に必要な投げる距離はどのくらい?
野球で100mの距離を投げる事ってありますか?
ホームから外野フェンスまで投げる事ってほとんどありませんよね。外野からの送球でフェンスまで行っていたら内野手が中継に入ります。
ここまでの距離は30mから50mくらいです。
外野手はホームから定位置までは約70m〜80mくらいのところで守ります。
実際にホームに投げる時は、定位置より前へでて捕球するので50mくらいになります。
となると、50mの距離を山なりの高い軌道で投げていたらランナーをホームでアウトにできません。
50mくらいの距離を低い軌道で速いボールを投げられると、ランナーより速くホームにボールが届くのでアウトにできる確率は上がります。
そのためには、普段から遠投で低い軌道で投げる練習をやらないと、その場面が来た時に投げることはできません。
🟩遠投は100m投げられなくてもいいの?
実際に試合などで投げる距離は、30mから50mで、いかに低い軌道で速いボールを投げられるかが重要になります。
これが、イチロー選手や新庄選手が言われていた「レーザービーム」ですね!
50mくらいの遠投で、低く速いボールで投げていると肩の筋肉や、下半身の使い方がよくなってくるので自然と遠投の距離も伸びてきます。
🟩レーザービームを投げるための身体の使い方!
どこから身体を動かすかによってボールのキレやスピードが変わります。
1・肩関節を回す
2・肩甲骨から回す
3・胸郭(体幹)から回す
実際にキャッチボールで違いを試してみてください。
1は、肩関節からグルグル動かすと
手投げのようになり山なりで弱いボールになってしまいます。
2は、肩甲骨からグルグル動かすと、肩甲骨→上肢と筋連鎖できるので1より強いボールが投げられます。
3は、2と似ているのですが肋骨からグルグル動かすと胸郭→肩甲骨→上肢と体幹から連動して投げる事ができるので、低くて強いボールが投げやすくなります。
低い軌道で速いボールを投げるには、3の身体全体を連動させる動きができると投げる事ができます。
胸郭や肩甲骨から投げるためには、脇の筋肉を使えるようにしましょう!
「脇のクロスポイント」を刺激して前鋸筋を優位にします。
〈やり方〉
肩関節後面の腕のつけ根を反対の手で押さえ、
前回し・後ろ回しを10回ずつ行う。
刺激する筋肉・・前鋸筋、上腕三頭筋、三角筋、広背筋、大円筋
脇のクロスポイントを刺激してから肩をグルグル回すと、肩甲骨や胸郭から動かしやすくなります。また肩と体幹も安定するので下半身も連動して動きやすくなります。
ぜひ試してみて下さい。
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