プロの投手が大事にしている感覚と、盗塁の感覚と類似しているところがあります。
どういうことか、一緒にみていきましょう。

 

 

🟩プロの投手が大事にしている感覚

 

 

いろんな投手と話す機会はありましたが、記憶にあるのは以下の3つです。

 

 

1、タメを作るために右肩を引いて上半身のねじれを作る。

2、踏み出した左足が着いたときにフワッと椅子に座る感覚。

3、普段から立位や座位の時の重心を意識している。

 

 

 

 

 

プロだから特別な事を意識している訳ではなく、

意外と基本的なことが多いのです。

 

 

しかし、基本的な事をより繊細にやっているのです。

 

 

プロ野球選手は自分の身体が商売道具なので、

どうしたら効率よく身体を動かせるか?

野球に取り入れられる動きはあるか?

 

 

などを日常生活から常に考えています。

それらが、先程の3つです。

 

 

🟩盗塁の感覚との類似点

 

 

その中でも、私が気になった事があります。

それは、、、

「左足が地面に着いたときに、フワッと椅子に座っている感覚」

 

 

この感覚は、インナーマッスル優位で無駄な力が抜けて、軸が通っている身体の感覚と似ています。

 

 

投球動作でタイミングかというと、

左足を上げた後、左足が地面に着いた瞬間に

下半身は左右の股関節の中心にグッと体重が乗り、

椅子に座った感じになります。

 

 

 

その後、リリース動作に繋がっていきます。

 

 

この動作をやってみるとわかると思いますが、

左足に乗りすぎていたり、右足に残りすぎていたら

この感覚を感じることはできません。

しっかり身体の中心に重心が乗らないといけません。

 

 

これ、盗塁の感覚と似ています。

次塁にむけて、重心が偏りすぎていたら、牽制球に対して帰塁が難しくなります。

 



 

 

また、牽制球を気にしすぎていて、重心が帰塁方向に偏っていると、盗塁のスタートは遅れてしまいます。

 

 

🟩感覚を掴むワーク

 

感覚だけの説明ですと伝わりにくいですし

どうやって動作したらいいのか分かりませんよね。

 

 

この感覚を使えるようにするには、次のような動作をしてみてください。

 

 

 

1・足のつま先をやや外に向けて肩幅くらいに足を開きます。

 

2・両手を胸の前で合わせて立ちます。

この時に、みぞおち、背骨を丸めましょう。

 

3・その姿勢のまま、真下にしゃがみます。

お尻が後ろに出ないように、お尻を地面につける意識。

 

4・おへそを見ながら立ちます。

立つ時に腰が反らないように注意。

 

 

この動作を、5回繰り返しましょう。

 

 

投球動作をしてみると、股関節が使いやすくなり

左足が地面についた時にフワッと椅子に座る感覚が感じやすいと思います。

 

 

この感覚を感じられるようになれば、その日の調子やフォームが崩れた時の基準にもなりますし、体重移動や、リリース、フォロースルーへの運動連鎖も

スムーズにできるようになりますね。

 
 
もちろん、盗塁にも活かせます。
ぜひ試してみて下さい。
 
 
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