こんにちは。鈴木尚広のベースボールクリニックのブログを見ていただき、ありがとうございます。
噛む時や口を開ける時にゴリッとズレる音がするなどの症状は、皆さん一度は経験があるかと思います。一時的ならまだいいですが、続くと嫌ですよね?
当然、身体のパフォーマンスも落ちてしまいます。
その顎ですが、脚の筋肉の状態が問題で、違和感が出ることもあるということをご存知ですか?
どういうことか、順番に一緒に見ていきましょう。
<アゴの違和感に関係している筋肉>
※ご存知の方は、〈過去の打撲や捻挫が原因で、噛む筋肉まで固くなってしまう〉から読んで下さい
まずは、側頭部にある噛む筋です。
この筋肉に固いしこり(トリガーポイント)が出来ると、あたかもあごの関節が痛いかのように感じます。これを関連痛といいます。
この筋肉が原因で、あごの関節が悪いと勘違いしてしまうことがあります。
歯のかみ合わせの調整や関節の治療をしても改善が無い場合、実はその周囲の噛む筋肉が原因だったという事はよくあります。
口を開ける際にガクっと引っかかる感じがあったり痛みがある方は、側頭部の噛む筋肉を触ってみてください。そして固い場合は、ほぐしてみて下さい。
ほぐす際には、10~30秒間ゆっくり丁寧にほぐして下さい。
ほぐして引っかかる感じや痛みが少しでも楽になるなら、筋肉が原因です。
なかなかほぐれない、ほぐしても直ぐに元に戻ってしまう方は、一見関係のなさそうな離れた所の筋肉が原因かもしれません。
<噛む筋肉とつながっている筋肉が固い>
噛む筋肉が固まる原因には、以下のようなものがあります。
1、噛む筋肉とつながっている筋肉が固い。
2、噛み合わせの問題
3、虫歯の治療の後で、片方で噛むクセがついてしまっている。
などがあります。
ここでは、1の噛む筋肉とつながっている筋肉を一緒に見ていきましょう。
〈過去の打撲や捻挫が原因で、噛む筋肉まで固くなってしまう〉
筋肉のつながりで有名なものに、アナトミートレインというものがあります。
この中のラテラルラインという筋肉は、身体の側面にあります。
直接のつながりはないものの、臨床上、噛む筋肉と関係しています。
このラインは、身体の脇を通って、足首の外側までつながっているので、打撲や捻挫などで足首の外側を痛めたことがある方は、このラインの筋肉が固くなっていることがあります。
つまり、過去の打撲や捻挫が原因で、噛む筋肉まで固くなってしまう事があるのです。
打撲や捻挫をした側の足と、噛む筋肉が固い側が同じなら、是非その固い部分をほぐしてみて下さい。
<おすすめの運動>
固い所をほぐすだけでも効果はありますが、もっと効果を出すためには、弱っている筋肉を使ってあげると固い所がゆるみやすくなります。
以前に書いた記事に、体操を紹介してます。
ほぐしと合わせてこれらをやると、筋肉由来のあごの違和感は楽になります。
身体のパフォーマンスも上がると思いますので、ぜひ試してみて下さい。
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