打撲や捻挫をしたら、「冷やして安静」。これは大事ですが、実は体を動かした方がパフォーマンスは早く回復します。
いったいどういうことか、一緒にみていきましょう。
<なぜ応急処置だけでは不十分なのか?>
打撲や捻挫をしたら応急処置として、RICE(安静、冷却、圧迫、挙上)をするかと思いますが、それだけでは回復が遅い理由があります。
どういう事かというと、、、
人間は痛みのある部分をかばうために、様々な姿勢をとりますが、その際に筋肉に余計な力を入れています。
例えば、痛い右足首をかばう場合、
・右の骨盤を持ち上げる。
・右半身を後ろに捻じる。
などの様々な対応をとり、筋肉に余計な力をいれています。
この時に大腿四頭筋や背筋などのアウターマッスルを優位に使うことが多く、身体が固まってきます。
余計な力を入れることと、アウターマッスルを使い身体が固まってくることで、体の血液循環が悪くなるのです。
循環が悪いと、「ケガによって体の中に発生する痛みの物質」が滞り、なかなか痛みが引きません。
ですので、安静などの応急処置だけでは不十分なのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは、痛みのかばい方を変えることです。
<大腰筋をしっかり使って足をかばう>
例えば、足首をかばう場合、
インナーマッスルである大腰筋もしっかり使うことで、アウターマッスルの大腿四頭筋や背筋の余計な力は抜けます。
抜けるので血液循環も良くなり、「痛みの物質」は流れやすくなり、痛みは引きます。
痛みは引きやすいので、筋肉の余計な力も抜けるという良い循環が生まれます。
〔大腰筋を使いやすくする体操 〕
大腰筋はみぞおちからついておりますので、ここを押さえながら行う体操です。
〔股関節から大腰筋を使いやすくする体操〕
足をある程度動かせるなら以下の体操をおすすめします。
仰向けに寝て、両膝を立てる。
次に、左膝の上に右のふくらはぎを乗せ、右ふくらはぎをを滑らせるように、右太ももを上下に動かす(股関節の屈曲と伸展を繰り返す)
これらをやることで血液循環が良くなり、安静にしているだけよりも痛みは早く無くなります。
また、痛みのある部位をかばうための変なクセを防ぐことが出来、早い段階で元のパフォーマンスに戻すことが可能です。
*応急処置は必ず行って下さい。
ぜひ、試してみて下さい。
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