ここまで来たら最後までいかなければなるまい。
25.明治政府の地方制度
消去法で対応できてしまうのがセンターのいかんところかもしれない。
地方自治法は1947年ですね。ちなみに政経では機関委任事務が2000年になくなり、「新地方自治法」といえるようになったとまで言われています。よって郡区町村編成法が残ります。①③が残ることになります。
また、廃藩置県は薩長土の軍事力を背景にして行われたので、当然土佐が入ります。よって③が答です。
26.明治新政府の政策
①四民平等は「解放令(1871)」において定められます。
②キリスト教の許可はもっとあとになってから(1873)。
④戊辰戦争のさなか、と書かれていますが、戊辰戦争のあとに徴兵令(1873)が出されています。よってこれは時代的におかしい。答えは③です。めずらしく文章をきっちり読まないと解けない問題です。
27.お雇い外国人
X.ロエスレル、ボアソナード、グナイスト、シュタインの区別はつけておきたい。ロエスレルは日本に来ていますが、他の二人は来ていません。ボアソナードは民法です。モッセは地方自治関係。グナイストはベルリン大学ですが、シュタインはウィーン大学です(伊藤がドイツに行って学んだ人物です)。ただ、センターレベルであれば○のみですみます。
Y.フェノロサは岡倉天心とともに日本の美術復興に尽力した人物です。
よって正-正となり、①です。
28.これも年号クイズです。
Ⅰ 内閣制度は1885.年。
Ⅱ 枢密院は1888年。覚えやすい。
Ⅲ 憲法発布は18889.2.11の建国記念の日。
よって Ⅰ→Ⅱ→Ⅲとなります。①です。