続きます。

問1 フックはコルクの細胞、エイブリーはDNAが遺伝子の本体であると発見した人、メンデルはえんどう豆での遺伝の法則、シュライデンは植物細胞、フィルヒョーは「すべての細胞は細胞から生じる」という細胞説の提唱者で、晩年はビスマルクと敵対、モーガンは遺伝における染色体由来説の提唱者(ノーベル医学・生理学賞受賞)、シュワンは動物細胞、ワトソンはDNA二重らせん構造(同時にクリックも)です。

というわけで、

ア=① イ=④  ウ=⑦  エ=⑤

 

人間の分解能(見ることができる限界)は0.2mmです。

人間の血を見ても赤血球の形は見えませんし、大腸菌も見えませんので、肉眼で見えるのはカエルの卵のみとなります。ちなみにギリギリで良く出るのがミカヅキモ。これが0.2mmです。

あとは知識。光学顕微鏡で観察できるのは大腸菌(3μm)と赤血球(7.5μm)。

電子顕微鏡を使う必要があるのがインフルエンザウイルス(0.2nm)。第一、インフルエンザのウイルスが目で見えるなら検査をする必要もないわけです。

a…① b…② c…② d…③です。

 

染色液は良く出ますが、

酢酸カーミン(オルセイン)…核

デンプン…ヨウ素液

などが超有名です。答えは①.

 

①…クリステ・マトリックス構造は電子顕微鏡。○。

②…1μmの細胞もあるので、正しい文章。

③…「でしか」に注目。光学顕微鏡でも観察できる。これは誤り。

④…言っている内容に誤りが見当たらない。

⑤…葉緑体内部は電子顕微鏡でしか観察できない。×。これより、③⑤と確定する。

※ミトコンドリア、葉緑体は光学顕微鏡でわかるが、内部構造までは電子顕微鏡を使用しないとわからない。