「舞うクジャク、春だな」
ですので、マウリヤ→クシャーナ→グプタ朝(マガダ国)→ヴァルダナ朝です。
よく「ウマイヤ」と間違えるので注意しましょう。(俺だけ?)
また、クシャーナ朝の時にはサータヴァーハナ朝(アーンドラ朝)も一緒に興っています。
よって、
マウリヤ
↓
クシャーナ
サータヴァーハナ
↓
グプタ朝マガダ国
↓
ヴァルダナ朝
↓
難関校はチョーラ朝
(ササン朝ペルシャにほろぼされる)
<マウリヤ朝>
・マガダ国が発展
・紀元前317年ごろ建国
・建国者はチャンドラグプタ
・都はパータリプトラ
・第三代アショカ(アショーカ)王が頻出
<クシャーナ朝>
・紀元後1C~3C、もろにアレクサンドリア大王の遠征と重なる
・ギリシャ式のコインが出土
・第三代カニシカ王のときに繁栄
・ガンダーラ美術(ギリシャ式)
・都はプルシャプラ(湾岸戦争で話題になったペシャワール)
<サータヴァーハナ朝>
・クシャーナ朝と同時期、インド南部を支配。
・ローマとの季節風貿易
・エリュトゥラー海案内記に名前が散見
<グプタ朝(マガダ国)>
・わざわざ「マガダ国」まで一緒に覚えるのは、首都がパータリプトラに戻り、
創始者がチャンドラグプタ1世だからである。
・ちなみに二代目はサムドラグプタ。
・東晋の僧・法顕(『仏国記』の執筆、陸路が行きで海路が帰り)
・ヒンドゥー教がさかんになり、仏教は東南アジアなどに流れる
・グプタ様式…純インド。アジャンターやエローラ寺院などが有名。
・『カーリダーサ』を書いたシャクンタラーはインド最大の抒情詩人とされ、「インドのシェイクスピア」と呼ばれる。また、『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』も書かれた。
<ヴァルダナ朝>
・建国者…ハルシャ=ヴァルダナ
・出るのは都のカナウジでもなく、とにかく僧が2人来たこと。
建国期…玄奘(三蔵法師) ナーランダー僧院で学ぶ 『大唐西域記』行きも帰りも陸
分裂期…義浄 同じくナーランダー僧院で学ぶ 『南海寄帰内法伝』行きも帰りも海
※義浄は現インドネシアのシュリーヴィジャヤ王国(室利仏逝)にも立ち寄っている。陸路では立ち寄れない。島だから