アントニウス…第二回三頭政治。クレオパトラと組んでアクティウムの海戦、オクタヴィアヌスに敗れる。
アントニウス・ピウス…五賢帝の4番目。アントニウスの長城で知られる。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス…5番目の五賢帝。ストア派哲学者。『自省録』
大秦王安敦。「哲人皇帝」
▲122年のハドリアヌスの長城と区別しましょう。(wikiより)
アレクサンドル1世…冬将軍を狙い、ナポレオンを退却されたロマノフ朝の王。
アレクサンドル2世…クリミア戦争の敗北後にテロリストに暗殺される。
インノケンティウス3世…ローマ教皇(位1198~1216)。教皇権の最盛期を実現した教皇で、神聖ローマ皇帝オットー4世・イギリス王ジョン・フランス王フィリップ2世らをつぎつぎに破門・臣従させた。また第4回十字軍を提唱、「教皇権は太陽であり、皇帝権は月である」
インノケンティウス4世…ローマ教皇(位1243~54)。教皇至上権を唱えて神聖ローマ皇帝と争い、またプラノ=カルピニをモンゴルに派遣。
イブン・シーナー…11Cの医学者。『医学典範』が有名で、日本でいえば杉田玄白の『解体新書』のように長く医学の教科書となった。
イブン・ルシュド…12Cの哲学者。コルドバ生まれ。アリストテレス研究。
イブン・ヴァトゥータ…14Cの旅行家。『三大陸周遊記』。
イブン・ハルドゥーン…チュニジア出身。14Cの世界史歴史家。『世界史序説』。
イヴァン3世…モスクワ大公。ツァーリの名称を得る。
イヴァン4世…「雷帝」。恐怖政治で有名。
ウィリアム1世…イングランド王。(1066-67)ノルマン朝を創始。
ウィリアム3世…17Cのイギリス王。オラニエ公ウィレムのこと。名誉革命でイギリス王に迎えられる。
エドワード懺悔王…11Cのイングランド王。デーン朝の創始者。
エドワード1世…プランタジネット朝のイギリス王。模範議会を招集し、議会政治の礎を築いた
エドワード3世…母はカペー朝のフィリップ4世の娘。百年戦争を起こした。
エドワード6世…一般祈祷書をつくった14Cの王。
エドワード黒太子…14Cの人物で、騎士道の模範とされたが、性格は熾烈であった。
カール4世…教皇のバビロン捕囚を解放。プラハ大学を建てる。金印詔書
カール5世…スペイン王も兼ねる。フランス王フランソワ1世と対立。アウフスブルクの宗教和議ののち退位
カール6世…神聖ローマ帝国の皇帝。子がいなかったため、マリア・テレジアに王位継承権を残す。
カリカット…インドの街、バスコ・ダ・ガマの寄港地。
カルカッタ…四大要項を提唱した街。1912年までインド帝国の首都。
建業…三国志の孫権で有名な呉の都。
建康…現在の南京。東晋の都であった。
司馬遷…『史記』の作者である歴史家。前145生まれ。
司馬炎…西晋の創始者。3Cの人物。占田・課田制を行う。
司馬光…11Cの人物。北宋中期の政治家。王安石の改革に反対した。『資治通鑑』の作者。
ジェームズ1世…イギリス国王(位1603~25)。ステュアート朝の祖。王権神授説を唱え、議会と対立。国教会主義を強調してピューリタンを弾圧した。
ジェームズ2世…イギリス国王(位1685~88)。カトリックの復活と専制政治の実施により議会と対立し、名誉革命でフランスに亡命。再起を図ったが失敗した。
チャンドラグプタ…マウリヤ朝の創始者(位前317ころ~前296ころ)。ナンダ朝を倒したのち、アレクサンドロス大王の死後インダス川流域にいたギリシア人勢力を一掃して西北インドを平定した。
チャンドラグプタ1世…グプタ朝の創始者(位320~335ころ)。
チャンドラグプタ2世…グプタ朝第3代の王(位376~415ころ)。グプタ朝の領域を最大にするとともに、文芸を奨励して、最盛期を現出した。(グプタ芸術)
アショカ王…マウリヤ朝3代の王。仏教に帰依。
カニシカ王…クシャーナ朝第三代王。
法顕…4Cの東晋の僧。『仏国記』の作者。
玄奘…7C前半の人物。ヴァルダナ朝に陸路で着く。『大唐西域記』の著者。ナーランダー僧院で学ぶ。三蔵法師のモデル。
義浄…7C後半の人物。同じくヴァルダナ朝で海路で着く。『南海寄帰内法伝』の著者。東南アジアのシュリーヴィジャヤ王国にも立ち寄る。
チャールズ1世…イギリス国王(位1625~49)。「権利の請願」を無視し、議会を解散。専制政治を強行し、ピューリタン革命をまねき、処刑された。
チャールズ2世…イギリス国王(位1660~85)。王政復古を実現したが、専制政治を強めて議会と対立し、審査法・人身保護法で王権を制約された。
メアリ1世…イギリス女王(位1553~58)。熱烈なカトリックで、新教徒を弾圧したことから「血のメアリ(ブラッディ・メアリー)」と呼ばれた。また、スペイン皇太子フェリペ(後のフェリペ2世)と結婚し、イギリスがスペインの支配下におかれる危機をまねいた。
メアリ2世…イギリス女王(位1689~94)。ジェームズ2世の娘。オラニエ公ウィレムの妻。名誉革命でイギリスに帰国して即位し、夫とともに共同統治した。1世とは違い名君と呼ばれた。
耶律阿保機(やりつ・あぼき)…遼の初代皇帝(位916~926)。華北に侵入し、漢人を登用して国力をたくわえ、契丹諸部族を統合し建国した。東北の渤海を滅ぼす。
耶律楚材(やりつ・そざい)…1190~1244。遼の王族出身で金に仕え、1215年、チンギス=ハンに降る。太宗オゴタイ=ハンのとき中書令となり、諸制度を整え帝国経済の基礎を確立。政治力が高い(蒼き狼と白き雌鹿では朱熹に並ぶ政治力最大を誇る。)
耶律大石(やりつ・だいせき)…西遼の初代皇帝(徳宗、位1132~43)。遼の王族で、1124年遼の滅亡直前、西走し、トルコ系イスラーム王朝のカラ=ハン朝を倒して西遼(カラ=キタイ)を建国した。
ルイ16世…フランス王(位1774~92)。ルイ15世の孫。フランス革命前の危機を克服できず、革命開始後も事態の理解に欠け、1793年1月、処刑された。マリ・アントアネットの夫。
ルイ18世…ブルボン復古王朝の初代フランス王(位1814~24)。ルイ16世の弟。革命中、亡命して反革命を組織、ナポレオン没落後王位につき反動政治を実施。
楊堅…隋の文帝(位581~604)。陳を討って中国を統一。中央集権の制度を整え、帝権を強化
楊炎…8Cの人物。唐の徳宗の初年、宰相となり、780年両税法を実施。