今回はちょっとはずして13/25.まあまだ未習単元もありますから…
速く終わらせないと。
リシュリューは枢機卿。三十年戦争はいくつかの段階に分かれるが、1630~35年、スウェーデン王グスタフ=アドルフが、フランスの資金援助を得て、新教徒擁護、神聖ローマ皇帝の北上阻止を名目にドイツに侵入したもの。つまりアがグスタフ=アドルフ、イはヴァレンシュタイン。
①新教徒(プロテスタント)vsカトリック…神聖ローマ皇帝フェルディナンド2世によるカトリック強制に対するベーメンの乱
②デンマーク王クリスチャン4世によるドイツ侵攻…このときイギリス議会が「権利の請願」を出す。
③本問の内容。
④フランスのリシュリューがドイツに進撃。ウェストファリア条約で講和。
答⇒④
①クレシーの戦いは1346年、百年戦争の一つとして小数のイングランド軍がフランス軍を打ち破った戦い。イングランド軍が騎士、フランスが大砲だったため、「はなやかなりし騎士道の終焉」と呼ばれた。フランスは負けているので×。
②19世紀にオスマン帝国が混乱期に入り、今まで虐げられてきたハンガリーやブルガリア、フランス、ギリシャなどの国々が自分の国を求めて戻ってきた(東方問題)。その中のひとつであるクリミア戦争(英仏・オスマンvsロシア。ロシアが破れ、セルビアなどが承認)。フランスはロシア側なので×。なおこの戦争でナイチンゲールが活躍し、トルストイは26歳で砲兵少尉として参戦している。
③1870年におこった戦争で、プロイセンとフランスの戦争。プロイセンが勝ってフランスが破れ、パリ・コミューンとなる。
答⇒④ ディエンビエンフーの戦いはベトナム戦争の戦い。WW2後。フランスはこの戦争で負け、アメリカがベトナム戦争に介入。
下線部②は「税制」。
①イクター制は日本でいう「年貢」(荘園に近い?)のようなもの。人にはかけられない(逃げるから)だから土地に税金をかけたのはどこの国も同じ。アッバースが最初。×。
②賦役黄冊を最初に作ったのは洪武帝。よって明。×。
④権利の章典は議会>国王。国王が勝手に税金をかけることを止めたもの。よって×。
答⇒③ ザミンダーリ制はいわばインド版太閤検地。農民からの税を全て東インド会社に統一して納めさせたもの。
22 猛安・謀克は金(遼)の軍隊なので×。よって①③が消去。
さらに八旗はヌルハチが作った組織なので〇。
答⇒④(南宋は元に滅ぼされているのでこの時代にはない)
①アズハル学院はカイロに作られた学校(マドラサ)である。他は全部正しい。
答⇒① アレクサンドリアにあったのはムセイオン。
なお、第一インターナショナルとは、1864年にロンドンで結成された世界初の労働組合のこと。
出てくるキーワードに注意すれば並べ替えることは容易。
アッティラはフン族の王であるし、突厥は隋唐時代のモンゴルに位置した国、カラ=キタイは遼ののちにできた、遼の王・耶律大石の時代なので1133年。
答⇒⑥
第一次世界大戦の参戦理由。中学生でも歴史好きなら知っている問題。
aが正、bはWW2なので誤。
答⇒②
①オーストリアを併合したのはドイツ。
③ハンガリーが社会主義国となったのは戦後の1949年の事。
④青年トルコ革命の結果、ボスニアはオーストリアに併合され、そのままユーゴの一員となった。元サッカー日本代表監督イビチャ・オシム監督などが有名(サンデー連載『Be BLUE!』のミルコ・コヴァッチのモデル)
答⇒②チェコスロバキアを解体したのはミュンヘン会談なので、これはOK。ベーメンをドイツが領有し、それ以外は独立国とした。
密使事件からハーグがわかるので、①②はカット。高宗はむろん韓国の皇帝なので容易。
答⇒④