【アングロ・サクソン】

①ヘプターキー7王国(449-829)

・エグバートが統一

・アルフレッド大王の活躍

②1016年 ノルマンの侵入

・デーン朝を開く(1016-42)

③アングロ・サクソン王家の復活

④1066年 ノルマン・コンクエスト

・ノルマンディー公ウィリアムの侵入(ヘイスティングの戦い)

→ウィリアム1世として即位→ノルマン朝

※ウィリアム1世はフランスの一家臣なのにノルマン朝のトップ?

 

【プランタジネット朝】

①初代…ヘンリ2世(アンジュー伯)…同様にフランスの一家臣

※フランス西半分を領有

②ジョン(欠地王)…イギリス史上最悪の君主

・仏王フィリップ2世に敗れ、所領の半分を失う

・教皇インノケンティウス3世に破門される

・1215年「マグナ・カルタ(大憲章)」承認

③ヘンリ3世

・マグナカルタ無視

・1265年…シモン・ド・モンフォールの議会成立

④エドワード1世

・1295年…模範議会の開催

 

【ばら戦争】

ヨーク家とランカスター家の戦争

チューダー家のヘンリ7世が即位

 

【チューダー朝】

①ヘンリ7世

・星室庁裁判所を設置し政敵を追い落とす

②ヘンリ8世

・1534年 首長法…イギリス国教会の設立

③エドワード6世

・一般祈祷書(カルヴァン派の教義導入)

④メアリ1世

・一時期カトリックを復活

・フェリペ二世(スペイン)と結婚

⑤エリザベス1世(国家と結婚した女性)

・1559年…統一法(イギリス国教会の成立)

・1588年…ドレークを派遣してスペインの無敵艦隊(アルマダ)を破る

・1600年…東インド会社

・毛織物工業…エンクロージャー

【スチュワート朝】

①ジェームス1世

・王権神授説、議会を無視

②チャールズ1世

・「権利の請願」を議会が出す

・スコットランドで反乱

③清教徒革命

1645年 ネーズビーの戦い(新教徒側の勝ち)

1649年 チャールズ1世をギロチンで処刑

1651年 航海法(オランダの海運業者を排除)

※このころアイルランド征伐、65万人が死亡

1653年 クロムウェルが護国卿となる

※クロムウェル(独立党)の鉄騎隊…規律が厳しく、うたたねしただけで銃殺

1658年 クロムウェルを処刑

1660年 チャールズ2世が王政復古で即位

1670年 ドーヴァーの密約(カトリック復活をはかる)

1673年 審査法(カトリック教徒のみが公職就任可)

1679年 人身保護法(王による不当な逮捕を廃止)

④名誉革命

1688年 ジェームズ2世(チャールズ2世の子)はフランスへ亡命 無血革命

1689年 オラニエ公ウィレム(ウィリアム三世)、メアリ2世の即位

※あれ?革命の前にも後にも王がいる。何が変わった?

→王>議会が議会>王になった。権利の章典

1689年 権利の章典(議会政治の基礎)

→ジョージ4世の即位「王は君臨すれども統治せず」ウォルポール内閣

第一次囲い込み(エンクロージャー)…トマス・モア「羊が人を食う」(『ユートピア』より)

【紡績事業】

●ジェニー紡績機…ハーリーブスが発明。これにより職を失うと考えた職人はハーリーブスの家を襲撃。

●水力紡績機…アークライトが発明。巨大な工場を所有の大富豪。王から貴族の称号を得る

●ミュール紡績機…クロンプトンの発明。しかし特許を取ってなかったため極貧のままクロンプトンは死んだ。(初音ミク【ュール=ロンプトン】と覚えなさい。いいですね)

織機…造ったのはートライト。名前が似ているが、力の漢字が一緒なので絶対に間違えない。発明家・牧師。兄も発明家、妹は詩人・小説家。美形一族だったようだ。

●ワット…わっと驚く蒸気機関の発明。蒸気を回転力に変えた、画期的なもの。

●トレシビック…蒸気機関車の発明

●スチーブンソン…『宝島』の作者でもある。ロコモーション号でストックトン~ダーリントン間の蒸気機関運用に成功。

●フルトン…アメリカ人。蒸気船を建造

しかし、失業を恐れた職人により機械打ちこわし運動(ラッダイト運動)が起こる

※幼児から女性まで強制的に労働させられた。これは日本も同じか。

【19世紀イギリスの黄金時代】

①自由貿易

1829年 カトリック教徒解放…オコンネルの尽力

1832年 選挙法改正…腐敗選挙区の廃止

1833年 工場法制定(オーウェンの努力)…夜間労働などの廃止

1837年ごろ…チャーチスト運動

※普通選挙権を求める運動

1837-1901(ビクトリア女王の時代)

二大政党制…自由党と保守党。自由党はグラッドストン、保守党はディズレーリ

1846年 穀物法廃止…コブデン、ブライトの努力

1849年 航海法の廃止

1884年 フェビアン協会(ウェッブ夫妻、ショーなど)…労働党の成立

※現在も存続している

1918年 ついに30歳以上の女性に参政権(ロイド=ジョージ内閣)

1924年 マクドナルド内閣(労働党の内閣)

1931年 金本位制廃止

1932年 オタワで会議(オタワ連邦会議)…ブロック経済の成立など話し合い

1938年 ミュンヘン会談でズデーデンをドイツに明け渡す(首相:チェンバレン)

※ミュンヘン会議の参加者はヒトラー(独)、チェンバレン(英)、ダラディエ(仏)、ムッソリーニ(伊)。スターリンは呼ばない

【第二次世界大戦後】

アトリー(労働)→チャーチル(保守)→イーデン(保守)→マックミラン(保守)→ヒューム(保守)→ヒース(保守)

1973年、ヒースの時代にEC加盟

【現在の諸問題】

・EU脱退問題

・アイルランド、スコットランド独立問題

・IRAテロ

・フォークランド紛争

・サッチャー首相(鉄の女・アイアンメイデン)

※イギリスはもともと女性運がよく、船の名前にも女性がつけられている。