『愛少女ポリアンナ物語』というものが昔ありました。

「あらいぐまラスカル」(原題は「はるかなるわがラスカル」)や「母を訪ねて三千里」などの、いわゆる「ハウス名作劇場」の一つです。

「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」を基にした極端な楽天主義を「ポリアンナ症候群」(ポリアンナイズム)といいますが、その原因となった少女です。

まあ、ポリアンナ自身はそういう雰囲気はないと私は思うのですが…

 

楽天主義と悲観主義は相対するものです。

もう無理だ。あきらめよう、がすべて悲観主義というわけでもありませんし、

「俺は大丈夫!」「絶対にけがしない!」「死なない!」という中で亡くなった同時多発テロや大邱大火災事件、御嶽山噴火の事例もあります。

アドラー心理学を読むとすこーしだけわかるのですが、私はまだまだわかりません。

ただし、ポジティブな人は、他人がネガティブな感情を持っているときに「無理やり」ポジティブシンキングを押し付けるのだけはやめましょう。「元気の押し売り」です。