大問5ですね、近現代です。
関門ですね・・・
廃藩置県のいわゆる「御親兵」は薩長土肥ではなく薩長土なので、土佐が入ります。
越前は戊辰戦争では「敵」ですので選ばないように。河合継之介を主人公にした司馬遼太郎「峠」を読むとよくわかります。吉村昭の「ガトリング砲」でもいいですが。
イは消去法でもかまいません。地方自治が原則上大きく取り上げられだすのは昭和の戦後なので、地方自治法(1947年、2000年に大きな改正)は消えます。よって③です。
これも文章読まなくてもOKの問題ですね。
①五箇条のご誓文の対象は大名です。市民ではありません。
②五榜の掲示ではキリスト教は禁止されています。1873年になくなっています。
③は正しい文章です。
④は、徴兵令は1873年ですが、旧幕府軍とたたかった戊辰戦争と年代が合いません。
明治時代のお雇い外国人は論文が書けるくらいたくさんいますが、
その中でも法律関係・美術関係がよく出題されます。
【教育】
T.ブラキストン…ブラキストン線の提唱
E.モース…大森貝塚、進化論
R.ハーン…出雲を愛した文豪。『怪談』
H.ナウマン…ナウマンゾウ、フォッサマグナ
ジェーンズ…熊本バンド(キリスト教団体)
【法律】
フルベッキ…蒸気機関と名前はいっしょだが違う人物。旧約聖書の和訳
ボアソナード…刑法(フランス人)
モッセ…地方自治(ドイツ人)
ロエスレル…憲法・商法(ドイツ人)
【工学】
フォンナネージ・・・彫刻を教えた(イタリア人)
ビゴー…風刺漫画家
【医学】
ベルツ…憲法発布日の日記、岩倉具視に初のガン宣告。
間違いやすいのは、伊藤が教えを乞うたグナイスト(ベルリン大学)、シュタイン(ウィーン大学)と混同させるパターンがある。なお、札幌農学校の校長はクラークではなくホーレス・ケプロンである。よって①
細かい並べ替え。このあたりで勝負が分かれると思われる。
流れとしては、
1877 西南戦争で西郷自害⇒翌年大久保が瀬田宗次郎に暗殺、維新の三傑が全員死亡。
1880 国会開設の勅諭
1885 内閣制度をつくる
1888 枢密院をつくる
1889.2.11 大日本帝国憲法発布
よって、①となる。ん?原則通り?
4問しかないですが、配点が高いです。