SARS-CoV-2⇒ACE2結合=ACE2酵素弱化=ANGⅡ増幅=ARDS? | BiKEN™猫好き社長のブログ

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昨日、いわき市泉町の現場でオーナー様とお話をしていたところ

「福島県内の病院でクラスター出たようだ」

とお聞きしましたが、

まさに本日6日付けで福島民報の記事に

 👇👇👇

同じく、福島県内の介護施設でも罹患者が出ているようです。

 

SARS-CoV-2の変異株は罹患者無症状でも感染率と

重症化率が高いとの報告もありますので、気を引き締めて感染予防対策をしていきましょう。

 

飲食店やスーパーなどで見かけるテーブル等の消毒作業は、

エタノール(アルコール)で行っているところが多いようですが、

作業風景を見ると、噴霧後すぐに拭き上げているところが散見されます・・・

 

絶対にダメです!

濃度75%以上、たっぷり塗って接触時間1分です‼

 

エタノール消毒と次亜塩素酸水の安全性の違い

↓↓↓

 

 

 

【メモ】

セルプレスより

SARS-CoV-2の細胞侵入方法
細胞膜に酵素領域を持つ膜蛋白質可溶性ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)とウイルスのスパイク蛋白質が結合、または可溶性ACE2-バソプレッシン(下垂体ホルモン)と結合して、AT1やバソプレッシン受容体を介したエンドサイトーシスで細胞内に侵入。

●ヒト腎臓細胞株HK-2はSARS-CoV-2の影響を受けやすい

●SARS-CoV-2感染は可溶性ACE2(sACE2)に依存する

●sACE2-スパイク±バソプレシン複合体は、受容体媒介性エンドサイトーシスによる細胞の侵入を可能にする

 

SARS-CoV-2 variant B.1.1.7 is susceptible to neutralizing antibodies elicited by ancestral Spike vaccines: Cell Host & Microbe

 

要約すると・・・

SARS-CoV-2がACE2に結合して体内に取り込まれ、ACE2が弱くなると脈管形成するANGⅡ(アンジオポエチン)が慌てて増幅し、炎症性ARDS(サイトカインストーム)を発症する?

と言う事でしょうか🤔?

 

むずい・・・😅