「ありがたや 目黄に托して 祈る身は 心願叶えて 光り輝く」

東京都江戸川区にある最勝寺(目黄不動尊)に行ってきました。

仁王門(金剛力士は取り外されていました)】


ここは江戸五色不動のうちのひとつ目黄不動尊で
江戸北東の鬼門除けに祀られています。
また、目黄不動尊はもう1つあり台東区の永久寺です。
最勝寺、永久寺ともに目黄不動尊の本家を争っているそうですが、
関東三十三観音巡礼では、この最勝寺を目黄不動としているため、
この巡礼では最勝寺が目黄不動尊としています。
(永久寺さんごめんなさい)

白目白不動尊(金乗院)
青色の玉目青不動尊(教学院・最勝寺)
黒目黒不動尊(瀧泉寺)
赤色の玉目赤不動尊(南谷寺)
黄色の玉目黄不動尊(明王院・最勝寺)

不動堂】


ところで最勝寺の不動尊は奈良時代良弁上人の作と伝えられています。
良弁上人が隅田川のほとりの1本の大樹で休んでいたところ、
夢に不動明王が現れ、我が身(大樹)を3体刻み、
1体をこの地に安置せよとお告げがあったと言われています。
残りの2体は大山寺(第一番)と橋場寺(第二十三番)となっており、
この最勝寺の不動明王像と同木で作られているそうです。
不動堂】


もともとは目黄不動尊は東栄寺に祀られていましたが、
明治の廃仏毀釈により廃寺となってしまったため、
この最勝寺に移されてそうです。

納経帖山号:牛宝山
納経帖寺号院号:明王院 最勝寺
納経帖宗派:天台宗
納経帖関東三十六不動尊巡礼 第十九番
納経帖東京都江戸川区平井
不動堂】


目黄不動尊は不動堂に安置されていますが、
上記拝観(無料)することができます。
目黄不動尊は127センチの大きく圧巻でした。
東京都内の不動尊では驚くほど大きく感動しました。

供養塔と不動堂】


そして御朱印です。
御朱印】


2014年8月7日 15:00~