老酒舗(御徒町)で北京式早餐 | 食べたもの・行ったとこ・作ったもの

食べたもの・行ったとこ・作ったもの

食べた物、買った物、出掛けた場所など、ゆるく日常を綴ります。

2019年6月

 
ボスが変なことをおっ始めたため(しかも自分は指示するだけでなにもしない)、この3週間、目が回るほど忙しかった。
まだ忙しいのだけど、一息つける感じになったみたいで(私にはなんのスケジュールも教えてくれないので、一息つけるのかどうかすら私にはわからない)、昨日の夕方、いきなり「明日、午前半休取るか?午後は来てくれないと困るけど」と言い出した。
いきなり明日、午前半休って言われても…、いつ休みたいかは自分で決めたいんですけどっ(怒)と思ったけど、それを言うと機嫌を損ねるので、有り難く半休にした。
平日の午前中じゃないと行けないお店があったのを思い出したから。
ふふふ。
 
ジャーン。
北京の早餐↓
 
行ったのは御徒町のガード下にある老酒舗。
 
1ヶ月くらい前、『エル・グルメ』で老酒舗のモーニングを見て、おおっ!と思ったの。
同じ特集に、大崎広小路の東京豆漿生活も載ってたんだけど、東京豆漿生活は今や大行列。
東京豆漿生活は自宅から近いから落ち着いたらまた行けばいいやってことで、老酒舗のモーニングは平日しかやってないのでいつ行こうかなぁと思ったの。
そしたら仕事が忙しくなって、のんびりモーニングを食べてから出社するなんて余裕は1mmたりともなくなってしまった。
でも、突然降って湧いた午前半休。
気持ちはもう老酒舗に一直線!
ちょっとだけ北京の大学の宿舎に泊まってたことがあって(お手伝いと称して先生の学会にくっついて行った)、北京の朝食、ちょっと懐かしくって。
 
でもって、ダメ元で娘を誘ったら、行く!とのこと。
2人ならいろいろ食べれるじゃない。
ラッキー♡
 
○炸油條+豆漿
image
このセット、なんと400円!
この白いのなんだ?と思ったら砂糖だった。自分で砂糖入れるんだね。

○包子
餡がしょっぱかったけど、おいしかった。
 
○香腸
image
台湾の香腸と違ってしょっぱくてスパイシーなだった。
食べ慣れてる甘い香腸の方が好きかな。
 
○醬肘花
スネ肉なのかな。
生のニンニクがのっかってる。
生のニンニク、辛い。
四半世紀前は中国の北方の小さな食堂は生のニンニクがテーブルに置いてあって、それを齧りながらおかずを食べてる人が多かったような記憶がある。
真似したら、胃が痛くなった(泣)。
 
○茶蛋
つい「茶葉蛋」って言っちゃったけど、通じた。
気がついたら娘が全部食べてしまったので、味はわからず。
 
○酸菜水餃
酸っぱい白菜と豚肉の水餃子。
これ、めちゃくちゃおいしかった!
我が家では生の白菜で水餃子を作るのだけど、今度、白菜のお漬物の超古漬けで作ってみようかな。
 
台湾の朝食に慣れてるからか、全体的にしょっぱい。
日本でも北の方が味が濃いというか塩気が多いと思うので、それと同じなんだろうか?
 
北京のお店なのに、メニューがほぼ繁体字。
読める!
レジの表示がステンシル。
先月、タイポの本を読んだ私たち、中華圏はやっぱりステンシルだわ〜〜と納得。
 
ちょっとしょっぱいけど、とてもおいしい。
娘、夜のメニューも食べたい!夜に来たい!!!を連呼。
 
こちらのお店、とてもリーズナブル♡
おかゆのセットやワンタンスープのセットもあるし、セットでなくても小菜もとっても豊富。
 
朝食は7時から10時まで。今のところ平日のみ。
私たちがお店に着いたのは9時ちょっと前。
餡餅が売り切れてて、油條は私たちのオーダーがラス1だったみたい(ラッキー♡)。
なので、もっと早く行った方がいろいろ売り切れてないはず。
 
お手頃でとってもおいしかったけど、
・朝食なのに、出てくるのがすごく遅い(たぶん、北京でも台北でも、朝食なら超スピーディーに出てくると思う)
・レシートくださいと言ったら出ないと言われ、なら手書きの領収書をくださいと言ったら、それもできないと言われる
が難点だろうか。
 
あと極めて個人的な感想だけど瓶入りの酸奶(?、優格って大陸では酸奶だよね?)があると、すっごく北京の朝食っぽい気がする。
 
こんな面白いこともしてるみたい。
 
***
 
おまけ
 
朝食のあと、銀座に用事があったのだけど、娘、腹ごなしで銀座まで歩くと言う。
私、朝すでに5kmウォーキングしてるんだよね…。
でも、娘、歩く!と言い張るので仕方なく歩く。
と、松屋にチコちゃんが!!!
地下鉄に乗ってたら、気がつかなかった。
 
というわけで、チコちゃんに叱られて来ました(笑)