時間がないときほどいい作品ができる? | 理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

花をどういけたらよいか? 自由花のいけ方、そのポイントをお伝えしています。

・時間がないときほどいい作品ができる?

斎藤です。

お稽古後の予定が詰っているとき、
または、お稽古に遅れてきたとき、

時間がない~!!

そんなときには、
どうすればよいでしょうか?


早活けをします。

・・・言葉通りで
何のひねりもないですね(笑)


30分で1作品ずつ活けました。






早活けをするコツは、

1.花材をあらかじめ訊いておき

 活ける形を考えておく。

 これができれば
 どんなに楽か(笑)

 事前に訊いていても、結局、
 思い浮かばないことが多いです。

2.とっさに浮かんだアイデアで
 何が何でも完成させる。

 時間に余裕があると
 ああだこうだと考えすぎたり
 つめこみすぎたり。。。

 時間がないと余計なことは考えず、
  伸びやかな作品が生まれます。

3.手間がかかるものは避ける。

 作品の完成度は高くなりますね。

 ただし、
 活ける技術が付きにくいですし、

 似たような作品になりがち。

といったように、
早活けには良い点もあり、
気を付けるべき点もあります。

私は、
早活けばかりやっていたとき、

スランプに陥りました~

人によると思いますが、

お稽古では
じっくり考えながら活ける。
家では
ささっと早活けする。

・・・というのが
私には合っているようです。