地中海からヨーロッパに広まった西洋の住まいの歴史が美しい絵で描かれ、

現代の住宅の技術へと受け継がれていったことがよく分かります。

本書の解説ではこれと対比して

日本の合理的で独特な特徴のある住まいの構造について説明し、

これまでの技術や工夫をどのように取り入れ、

これからの日本の住まいを実現してゆくかを考えることが大切だと説いています。

 

住まいの歴史:1994

 

Piero Ventura:1937-2015

福田晴虔(ふくだせいけん):1938-

 

福田晴虔さんは、秋田県に生まれ。東京大学工学部建築学科卒、建築史専攻。東京大学助手、大阪市立大学工学部講師、助教授、九州大学大学院教授、西日本工業大学教授などを経て、九州大学名誉教授

 

ピエロ・ヴェントゥーラさんは、イタリアミラノ生まれ。最初に出版された「Piero Ventura's Book of Cities」は、世界の都市がのカラフルに描かれています。この作品から世界中の賞を受賞してました。子ども達によく分かるような細かいイラストで、本の上を旅するようです。交通を制止するロンドンの警官、モスクワの脇道の雪かきをする子供たち、パリの巨大なデパートで客を待つ店員、小さなキッチンで調理する中華料理から立ち上る蒸気などを描いたイラストと、ユーモラスな感じが楽しい作品ばかりです。